「今はサッカーができる喜びで一杯」
そして迎えたリーグ開幕戦のFC琉球戦では先発出場を掴み、開始直後、堀米勇輝のクロスを米倉恒貴がヘッドで決めたシーンでは、潰れ役として貢献した。開幕戦前々日には、「クロスに対しては自信を持っている。そういった形からチームとして得点できればいいし、自分が潰れたところで周囲が点を取れればいい」と話していたが、その言葉どおりのシーンとなった。
「本当は狙っていたんだけどね。取りたかった」
試合後、それまでの厳しい表情から一転、明るい笑顔を覗かせた。昨年の苦労が報われた瞬間だった。
「今はサッカーができる喜びで一杯。昨年は毎日がきつかったけれど、いろいろな人に出会い、助けてもらった。あの怪我さえなければという思いはあったし、いろいろな悔しさもあった」
「本当は狙っていたんだけどね。取りたかった」
試合後、それまでの厳しい表情から一転、明るい笑顔を覗かせた。昨年の苦労が報われた瞬間だった。
「今はサッカーができる喜びで一杯。昨年は毎日がきつかったけれど、いろいろな人に出会い、助けてもらった。あの怪我さえなければという思いはあったし、いろいろな悔しさもあった」
ここまで回復するには、筆舌に尽くしがたい苦労があった。だからこそ、プレーできる喜びに満ち溢れている。
「若い頃よりも気持ちは昂っている。怪我をして一度は表舞台から消えたけれど、もう一度、這い上がるシーズンにしたいし、最後、みんなで笑える結果を残すためのプレーをしたい。今年は本気の年。いろいろな人に感謝を込めながらプレーしたい」
現在、Jリーグは新型コロナウイルスの影響で公式戦が延期となっているが、川又は再開に向けて余念なく歩を進めている。
取材・文:加茂郁実(フリーライター)
「若い頃よりも気持ちは昂っている。怪我をして一度は表舞台から消えたけれど、もう一度、這い上がるシーズンにしたいし、最後、みんなで笑える結果を残すためのプレーをしたい。今年は本気の年。いろいろな人に感謝を込めながらプレーしたい」
現在、Jリーグは新型コロナウイルスの影響で公式戦が延期となっているが、川又は再開に向けて余念なく歩を進めている。
取材・文:加茂郁実(フリーライター)