【横浜】「信頼しているんでね」扇原&喜田の最強タッグが今季もかけがえのない拠り所に

カテゴリ:Jリーグ

広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

2020年02月22日

揺るぎない献身で勝利を手繰り寄せる

昨季は15年ぶりのリーグ優勝を達成。「あいつ(喜田)がいなかったら、この結果はなかったと思う」と扇原は語る。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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「(ACLは2連勝を達成し)良い流れでここまで来ているけど、リーグ戦はまた違った雰囲気になるはず。国内では分析もされているだろうし、うまくいかないと思うけど、自分たちらしいサッカーをやり通して、勝てればいい。

 自信は去年以上のものにしなければいけない。それは常々、言われていること。(リーグ優勝した)去年で終わりではなくて、今年ももっと積み重ねて、さらに良いサッカーで、攻撃的なサッカーで勝てるようにと、監督も言っているし。誰ひとり満足はしていない。また一からのスタート。これから始まるリーグ戦でもしっかりと勝って、F・マリノスのサッカーの価値をさらに上げていきたい」(扇原)

「チーム内でもっと上げていけるところは確実にある。そこは、なあなあにしたくない。より上に行きたいし、そこに行くための準備や行動をしていきたい。それができる選手、チームだと思うので。

 もっと何かできたんじゃないか、さらに上に行くためにはどうしなければいけないか。そこに関しての満足感はない。日々成長、日々前進。言葉で言うのは簡単だけど、その当たり前のことをどれだけ徹底してやれるか」(喜田)

 こうした厳しさ、貪欲さが、シームレスな成長と進化を促しているに違いない。連覇がかかるリーグ戦がいよいよ始まる。チャンピオンチームとしての驕りや慢心は一切ない。扇原と喜田は今季もチームの拠り所となって、その揺るぎない献身で、力強く勝利を手繰り寄せてほしい。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
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