川崎が新システム4-3-3を導入した理由。鬼木監督が語ったポイント

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2020年02月14日

チームは活気に溢れる

リーグ開幕戦では鳥栖と対戦する川崎。セレモニーには川崎の田中碧(写真左)と鳥栖の松岡大起が登場した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト編集部)

画像を見る

 ここまでの練習試合の結果は上々だ。「1次キャンプで試行錯誤していくなかで、2次キャンプではより明確になってきました。FWの選手も点が取れそうな感覚があるという話をしているので、そこはポジティブに捉えられます」と鬼木監督も前向きに語る。

 ただし「最初からすべてが上手くいくとは思っていないです」とも付け加える。

 前線からの積極的なプレッシングや、崩しのパターン、狙われやすいアンカーの脇のスペースのケアなど、詰めなくてはいけないポイントも多く、ルヴァンカップの初戦・清水戦(2月16日)、リーグ開幕戦の鳥栖戦(2月22日)で見えた収穫と課題を精査しながら、チームはブラッシュアップを果たしていくはずだ。
 そのなかで、大事なのは「ボール中心のサッカー。優先順位を考えながらやっていきたい」と指揮官はポイントを挙げる。

 リーグの覇権奪回、そしてクラブ初の単年での複数タイトルの獲得を目標にするなか、川崎はどんなサッカーを見せてくれるのか。今のチームは新たなことに挑戦する活気に満ちており、それがピッチでどう表われるのか楽しみである。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

【キックオフカンファレンスPHOTO】ステージ編|イニエスタやカズが登壇!J1全18チームが一堂に集結!

【キックオフカンファレンスPHOTO】ブース編|開幕を前に取材陣も殺到!選手・監督が各ブースに分かれてチームをアピール!
【関連記事】
【川崎】「右足は小学生よりも蹴れない」自虐ネタも、大卒ルーキーの神谷凱士が備える特大のポテンシャル
【川崎】「ただいま!」大学経由で古巣に帰還した三笘薫が語る五輪シーズンへの決意
注目の新戦力・山根視来は川崎スタイルにフィットするのか。4バックへの順応に自信を示す理由
【川崎】高精度クロスが武器でレアンドロ・ダミアンの“後輩”…サプライズ加入の新助っ人ジオゴ・マテウスとは何者?
【川崎】トレーニングマッチ用の新ユニホームを発表!チェック柄のデザインに会場もどよめき

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ