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「ブーイングの夜、クボを逃がした重大さを知った」久保建英の前半戦をバルサ番記者はどう評価したのか?【現地発】

カテゴリ:海外日本人

ファン・ヒメネス(スペイン『AS』紙記者)

2020年01月09日

バルサの関係者が過失を認めることはない

いまやマジョルカの攻撃の中心となった久保。後半戦のパフォーマンスにも期待がかかる。(C) Rafa HUERTA

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 そんななか、当事者であるクラブ関係者は、取り逃した理由について問われても、久保サイドが提示した要求が許容範囲を超え条件面で折り合わなかったの一点張りだ。これからもわざわざ自らの過失を認めることはないだろう。

 ただその一方で、同じく今夏、フレンキー・デヨングの代理人を務めるアリ・ドゥルスンの息子という事実以外に“功績”を見出すことができないファン・バイネンをBチームの新戦力として獲得している。
 
 番記者として私見を述べさせてもらえれば、バルサは久保の再獲得のためになぜもっと尽力しなかったのかと疑問を感じざるを得ない。カンテラ時代から適応力、語学、向上心、そして類稀なる才能とフットボーラ―として成功を収めるための様々な資質を垣間見せ、その潜在能力を誰よりも観察できる立場にいたはずなのに……。
 
 逃した魚の大きさは、久保が活躍するたびに「後悔の念」としてバルサに跳ね返ってくることになるだろう。
 
文●ファン・ヒメネス(アス紙バルセロナ番記者)
翻訳●下村正幸
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