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「トミーは日本人のイメージを覆した」冨安健洋はなぜボローニャで絶大な信頼を勝ち取れたのか? イタリア人記者が明かす【現地発】

カテゴリ:海外日本人

パオロ・フォルコリン

2019年12月29日

名手ディ・ヴァイオも称賛を惜しまない

 ミハイロビッチの闘病中、監督代行を務めた副官のミロソラフ・タニガは、冨安の練習に打ち込むひた向きな姿勢に好感を持っている。

 ここまでリーグ戦17試合中、前述した故障離脱していた時期を除く12試合で先発、それもすべてほぼフル出場というのは、チームがこの21歳をどう評価しているかがわかるだろう。セリエA初挑戦の若者が、怪我で1か月戦列を離れていても、中心選手と考えられているのである。

 この活躍に、ベルギーに何度も通って冨安を引き抜いたCEOのクラウディオ・フェヌッチは大喜びだ。

「すぐにボローニャに溶け込んでくれると思っていた。私の見込みが正しかったと証明された」

 またかつての名ストライカーで、今はボローニャのスカウト担当のマルコ・ディ・ヴァイオも称賛を惜しまない。
 
「すべてが嬉しいサプライズばかりだ! でも彼ならやってくれると信じていたよ。それに年齢を考えれば、今後まだまだ成長を続けるだろう」

 地元だけでなく、イタリア全国のメディアもこのサムライ戦士には「大当たりの獲得だった」と高い評価を与えている。

「テクニカル面だけではなく、金額の面でも大当たりだ。ボローニャは冨安を700万ユーロ(約9億円)で獲得したが、今は少なく見積もっても2倍は下らないだろう」

文●パウロ・フォルコリン
翻訳●利根川晶子
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