不動の3トップに割って入るのは至難の業だが…
最前線の3トップも最終ラインと同じく不動だ。右からモハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネが形成する“フロントスリー”は、マンチェスター・シティ(47ゴール)に続く、プレミアリーグ2番目に多い42ゴールを叩き出しているレッズ攻撃陣の牽引する絶対軸。この3人の間に割って入るのは、至難の業である。
だが、周知の通り、プレミアリーグはここから先、過密日程による厳しさを増してくる。リーグタイトルを争いながら、CLとFAカップを並行して戦うリバプールだけに、不動の3人を休ませながら使いたいところだろう。その意向を鑑みれば、ウイングや中央でも遜色なくプレー出来る南野が重宝されることも十分に考えられる。
だが、周知の通り、プレミアリーグはここから先、過密日程による厳しさを増してくる。リーグタイトルを争いながら、CLとFAカップを並行して戦うリバプールだけに、不動の3人を休ませながら使いたいところだろう。その意向を鑑みれば、ウイングや中央でも遜色なくプレー出来る南野が重宝されることも十分に考えられる。
当面の間、バックアップ役が求められるであろう南野のライバルとなるのは、ディボック・オリギとジェルダン・シャキリだ。ともにフロントスリーを脅かすほどのアピールはできていないため、新加入の日本代表FWが、特大のインパクトを残せば、一気にレギュラー陣へ近づく可能性もある。
欧州最強のレッズでスタメンを張るのは、言うまでもなく容易ではないが、南野の活躍次第では、レギュラー陣も安心してはいられなくなる。入団に際して、「素晴らしい契約だ!」と言い放ったクロップを始めとするリバプールの首脳陣は、チーム内での競争を激化させる“カンフル剤”としての役割も、24歳のサムライ戦士に期待しているはずだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部