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【セルジオ越後】2チームの監督“兼任”はもう限界に達している。先延ばしせず“決断”すべき!

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年12月20日

五輪代表とA代表の兼任監督には、いよいよ無理な負担が掛かっている

先制点を奪われた日本。警戒していたファン・インボムの一発にやられてしまった。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 E-1選手権の日韓戦と言えば、前回のハリル監督時代の敗戦時には、本当にひどいバッシングがあった。おそらく外国人監督なら、今回も間違いなく更迭を求めるような論調になっていただろう。もちろん、森保監督への批判はあちこちであるようだけど、任命した協会が責任を取るとも思えないし、今後もこの体制が続いていくのだろう。

 ただ、五輪代表とA代表の兼任監督には、いよいよ無理な負担が掛かっていると感じるよ。来年は夏に五輪、その後の9月からはワールドカップ最終予選が始まるというのに、チーム作りが進んでいるという実感がまるでないからだ。今回も五輪世代とそれより上の世代をミックスさせて臨んだけど、チームの完成度が上がったような手応えはない。

 チームごとにシステムは変わるし、監督も代わるしで、まったく二つのチームがどこに向かおうとしているのか先を見通せない不安があるよ。そんななかでプレーしている選手たちも不安じゃないのかな。チーム作りを進めるためにも、あまり先延ばしせず早いタイミングで“決断”したほうがいいと思うけどね。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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