• トップ
  • ニュース一覧
  • 【セルジオ越後】外国人枠を最も“うまく”使ったマリノスがJ1制覇。MVPを挙げるとするなら…

【セルジオ越後】外国人枠を最も“うまく”使ったマリノスがJ1制覇。MVPを挙げるとするなら…

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年12月09日

決してハイレベルな争いではなかったJリーグ。アントラーズやフロンターレの逆襲に期待

Jリーグアウォーズでも最優秀選手賞を受賞した仲川を今季のMVPに推した越後氏。10日に開幕するE-1選手権での活躍に注目だ。写真:徳原隆元

画像を見る

 Jリーグアウォーズで発表された今シーズンのMVPは、マリノスの仲川だったけど、これに関しては僕も同じ意見だよ。得点王を獲得したという事実もさることながら、PKを蹴らずに15得点したというのも評価できる。攻撃では周りのブラジル人たちとすごく良い波長でコンビネーションが合っていたし、あれだけ攻撃面で貢献しながら守備でもきっちりと機能していた。日本代表に選ばれるのもちょっと遅かったくらいじゃないかな?

 この仲川の活躍をはじめ、終盤戦はマリノスの勢いが際立っていたけど、逆に言えば周りが落ちていったクライマックスだったとも言える。ハイレベルな競争になっていたとは、決して言い切れないし、ちょっと大味なリーグ戦だった印象だ。

 前述したようにFC東京やアントラーズは移籍や怪我人で崩れてしまったし、フロンターレも期待の外国人選手がなかなかフィットせず、夏場に失速。レッズやジュビロといった一時のJリーグの看板チームも大きく低迷してしまった。せめて来季は、無冠に終わったアントラーズや3連覇を逃したフロンターレなどが“こんなはずはない”となってくれれば面白いけどね。

 マリノスもここ数年は優勝争いから遠ざかっていて、昨季12位からの巻き返しだった。今季の強さが本物なのかどうか、その真価は来季以降に問われることになるだろうね。
 
【関連記事】
【識者が選ぶ2019ベスト11】福森、田中碧、仲川、朴…今季らしい11人をセレクト! MVPはゲームメイクも秀逸だった得点王に
【識者が選ぶ2019ベスト11】MVPは横浜の戦術に不可欠なセンターバック。外せないのは実働4か月の久保建英
【2019Jアウォーズ】MVP、ベストヤングプレーヤー、ベストイレブンなど各賞を総チェック!
【識者が選ぶ2019ベスト11】MVPは横浜の”心臓”とも呼べるMF!最少失点のC大阪からも2選手を選出
【FC東京】優勝決定戦で浮き彫りになった課題…ACLでも結果を残すために高めるべき力は?

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ