「プロとしてシーズンを通じてこういう試合を続けないといけない」
「この結果は自分たちの責任。個人としても力が足りなかった。降格の要因を言葉にするのは難しいけれど、ただひとつ言えるのは、ここ2、3試合の試合ができれば、降格はなかったと思う」
松本はそう語ったあと、「プロとしてシーズンを通じてこういう試合を続けないといけない。降格は決まってしまったけど、サポーターのためにも最後の試合にしっかり勝利して来シーズンにつなげたい」と続けた。
10月半ば、フベロ監督は、チームづくりにおいて残留を果たすための戦い方を植えつけることと、未来を見据えて自分たちのサッカーを作り上げるための作業の割合について「7対3」で後者の比重が大きいと語っている。
松本はそう語ったあと、「プロとしてシーズンを通じてこういう試合を続けないといけない。降格は決まってしまったけど、サポーターのためにも最後の試合にしっかり勝利して来シーズンにつなげたい」と続けた。
10月半ば、フベロ監督は、チームづくりにおいて残留を果たすための戦い方を植えつけることと、未来を見据えて自分たちのサッカーを作り上げるための作業の割合について「7対3」で後者の比重が大きいと語っている。
名古屋戦後、フロントはフベロ監督の続投について明言を避けたが、監督自身は試合後の会見で、降格したことをサポーターに謝罪した後「1日でも早くこのクラブがいるべき場所、すなわちJ1に戻ってくるための努力を今日から考えていきたい。すぐに来年のことを視野に入れて練習を開始します」と力強く語った。
7日の最終節・神戸戦は消化試合ではあるが、チームがどう立ち直るかの過程、サッカーの進化が見られるという点で、今季、心を揺らしながらも必死で磐田にエールを送り続けてきたサポーターにとって興味深い一戦と言える。そして、多くのサポーターが、来季につながる戦いを見せてほしいと願っているだろう。
取材・文●高橋のぶこ(フリーライター)
【磐田2-1名古屋 PHOTO】磐田の降格決まるも、来季に繋がる闘いを披露しホーム最終戦で勝利!