苦しかった道のり、日々は水戸にとって誇らしい過去だ
ただ、この成績を収めることができているのも、「今までこのクラブを支えてきた人たちがいたから」と長谷部茂利監督は強調する。
「現状はクラブとして喜ばしいことだと思いますし、これからも右肩上がりによくなっていくと思います。今までいろんな苦難を乗り越えてきたクラブですから。大変な環境の中で選手もスタッフも頑張ってきてくれた。だから、今があるんです。今はこのクラブにはいないかもしれませんが、そういう方々のおかげで今があります」と思いを口にした。
「現状はクラブとして喜ばしいことだと思いますし、これからも右肩上がりによくなっていくと思います。今までいろんな苦難を乗り越えてきたクラブですから。大変な環境の中で選手もスタッフも頑張ってきてくれた。だから、今があるんです。今はこのクラブにはいないかもしれませんが、そういう方々のおかげで今があります」と思いを口にした。
だからこそ、「まだプレーオフに進出できるチャンスがあるので、そのチャンスを掴むために最終節は勝たないといけない。あとは周りの結果次第ですが、クラブとしての流れをそこまでつなげていきたい」と力を込めた。
苦しい道のりを歩いてきた。しかし、そうした日々は水戸にとって誇らしい過去である。すべてを糧に、水戸は歩みを進めてきた。今まで水戸のために戦ってきて人、そして、支えてきてくれた人の気持ちをひとつにして最終節に挑む。そして、新たな歴史を切り開く。
取材・文●佐藤拓也(フリーライター)