結局、結果を出せなくて最後に責任を取らされるのは監督だけ。もっと要求してもいいのでは
U-22のコロンビア戦に続き、ベネズエラ戦も酷い内容で負けたことで、普通は強豪国の監督だったら、進退問題に発展する局面だ。主力級の海外組がチームを離れたとしても、代表チームにおいて、それは言い訳にはならないよ。
南米の実力国を相手に2連敗。まあ、アジア2次予選を楽勝ムードで戦っているなか、今回は良い薬になったことだろうね。
南米の実力国を相手に2連敗。まあ、アジア2次予選を楽勝ムードで戦っているなか、今回は良い薬になったことだろうね。
ただ一方で、このまま森保監督にふたつの監督を任せてもいいのか、という危惧もある。この2試合での采配を見る限り、選手よりも指揮官の方がお疲れのようだ。U-22とA代表でシステムをコロコロと変えてやっているけど、いい効果を生んでいないし、前述したように新戦力もしっかり活用しないうえに内容の乏しい敗戦だから、全然モチベーションにもチーム内の活性化にもつながらない。
第一、ふたつのチームとも、まともに練習を見れなかったようだし、こういう無理なスケジュールで結果を出すのは、誰が監督でも難しいだろう。ただ結局、結果を出せなくて最後に責任を取らされるのは監督だけ。トルシエやハリルのようなアクの強い外国人監督だったら、烈火のごとく怒って自分の要求を押し通すだろうけど、日本人の監督にそこまでのメンタルの強さを求めるのは酷だろうね。
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