• トップ
  • ニュース一覧
  • 2次予選初のベンチスタートに何を思う? 中島翔哉はベネズエラ戦で10番の存在価値を再び証明できるか?

2次予選初のベンチスタートに何を思う? 中島翔哉はベネズエラ戦で10番の存在価値を再び証明できるか?

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2019年11月18日

15分足らずのプレー時間にとどまったキルギス戦。余力は十分にある

ポルトではセルジオ・コンセイソン監督の下で徹底した守備意識を求めれている中島。やはり守備面での強度が今後の課題か。(C) Mutsu Kawamori/Mutsu FOTOGRAFIA

画像を見る

 次戦のベネズエラはその問題点を改善し、持ち前の攻撃センスを出すという意味で格好の相手ではないか。コパ・アメリカでもグループリーグでブラジルに引き分け、8強入りしている相手は難敵に他ならない。そのよさを消すところからスタートすることが日本勝利の早道だ。中島自身も敵の出足をきちんと封じたうえで、攻撃センスを発揮する必要がある。同じ南米勢のエクアドル戦でゴールを奪った経験もプラスに作用するはず。脳裏に焼き付いているいい感覚を今こそ発揮すべきだろう。

 キルギス戦前には「まずは最初の試合で100%出せるように集中しています」とコメントしていたが、その試合で15分足らずのプレー時間にとどまったことで目下、余力は十分にある。そのエネルギーを前面に押し出し、代表経験の乏しい面々をリードしていくことも、今回の中島に強く求められる点だ。

 果たしてエースナンバー10に相応しい存在であることを改めて強く示せるのか。2019年代表ラストマッチは中島翔哉の一挙手一投足から目が離せない。

取材・文●元川悦子(フリーライター)
【関連記事】
「流石すぎ」「シンプルにすごい」畠中槙之輔が、中島翔哉の”ペットボトルチャレンジ”を公開! ボトル相手でも変わらぬテクニックにファン驚嘆!
【セルジオ越後】五輪本番レベルのプレスに完敗のU-22森保Jだけど、一番の問題点はピッチ外だよ
【日本代表】アディダスからミズノへ。キルギス戦でも10番を背負う中島翔哉が語ったスパイクへの想い
【岩政大樹】「中島のベンチスタート」が示す森保ジャパンの現在地。「ふたりのキーマン」が4連勝の原動力になった
【キルギス戦|動画&記事一覧】解説:セルジオ越後、金田喜稔、釜本邦茂、採点&寸評、プレー分析、各国メディアの評価、PHOTOギャラリーetc.

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ