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【選手権予選】埼玉決勝は昌平が爆発! エース染野が大仕事の尚志など新たに6校が名乗りを上げ、これまで43代表が確定!

カテゴリ:高校・ユース・その他

高校サッカーダイジェスト編集部

2019年11月17日

残る椅子はあと「5」。注目の群馬準決勝では──

丁々発止の攻防戦となった京都決勝。京都橘(白)は延長戦で勝ち越し弾を挙げ、粘る洛北を振り切った。(C)TAMURA PHOTO

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接戦をモノにして凱歌を上げた大分。2年連続の本大会行きだ。(C)SOCCER DIGEST

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 群雄割拠の京都は京都橘と洛北がファイナルで対峙した。

 先手を取ったのは京都橘だ。後半3分、左サイド深くで得たFKからグラウンダーのクロスが中央へ送られ、山内がダイレクトで合わせた。しかし洛北も負けてはいない。後半25分、ショートコーナーから左サイドの横田がクロスを供給すると、これがそのままゴールイン! 試合をふたたび振り出しに戻した。京都橘は失点から6分後、勝ち越しに成功する。一気呵成のカウンターから最後は西野がヘディングで押し込み、洛北の勢いを削いでみせた。しかし──。洛北は後半38分に山嵜が鮮烈ゴールをねじ込んで再度同点とするのだ。

 延長戦にもつれ込んだ死闘に終止符を打ったのは京都橘の永井。延長後半6分、敵ゴール前のこぼれ球を押し込んでチームを勝利に導いた。京都橘は2年ぶり8回目の選手権行きだ。

 2年連続で同一カードとなった大分決勝は、大分が柳ヶ浦を4-0で退けて凱歌を上げた。がっぷり四つに組んだ好ゲームは80分間を終えても0-0で決着はつかず、延長戦へ突入。ここでラッシュを決め込んだのが大分だ。延長戦だけで電光石火の4ゴールをもぎ取り、一気に趨勢を定めた。2年連続11回目の出場となる。

 注目の群馬準決勝は、前橋育英がU-17日本代表FWの若月を擁する桐生一を1-0で下して決勝へ名乗りを上げた。対戦相手は高崎経大附を同じく1-0で撃破した健大高崎に決まっている。

 これまでに選手権は43の代表校が確定し、専大北上、日大明誠、愛工大名電、興国、五條、今治東、大手前高松と実に7校が初出場を決めている。本大会の組み分け抽選会は11月18日に開催され、予選最終日の福岡決勝(12月4日)を経て、全48出場校が出揃う予定だ。開会式は例年通り、12月30日に駒沢陸上競技場で行なわれる。

【選手権予選決勝の結果/11月17日】
◆福島  尚志 1-0 聖光学院
◆茨城  明秀日立 1-0 鹿島学園
◆埼玉  昌平 4-0 西武台
◆京都  京都橘 3-2 洛北
◆和歌山 和歌山工 1-0 和歌山南陵
◆大分  大分 4-0 柳ヶ浦

構成●高校サッカーダイジェスト編集部

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