次はレアル・マドリーのロドリゴらを擁する、ベストの布陣のU-22ブラジル代表戦

菅原、渡辺らと共に今回初招集となった食野亮太郎。今夏ガンバ大阪からマンチェスター・シティーへ移籍、その後レンタルでスコットランドのハーツでプレーする。(C)Miguel Schincariol/saopaulofc.net
「チャンスをたくさん作ったのは評価できるが、最後のクオリティが足りなかった。次の試合の相手にはそんなに多くのチャンスを作らせてもらえない。クオリティを上げていかなければ」
そう振り返ったのは、横内昭展監督代行だ。次の試合の相手とは、現地時間の14日に対戦するU-22ブラジル代表のことだ。U-22ブラジル代表は今回、“小さなネイマール”と呼ばれるレアル・マドリーのロドリゴ、今夏バルセロナからゼニトに加入したマルコム、“カカ2世”とも謳われるレバークーゼンのパウリーニョといった欧州組を招集し、この世代のベストに近い顔ぶれを揃えているのだ。
そう振り返ったのは、横内昭展監督代行だ。次の試合の相手とは、現地時間の14日に対戦するU-22ブラジル代表のことだ。U-22ブラジル代表は今回、“小さなネイマール”と呼ばれるレアル・マドリーのロドリゴ、今夏バルセロナからゼニトに加入したマルコム、“カカ2世”とも謳われるレバークーゼンのパウリーニョといった欧州組を招集し、この世代のベストに近い顔ぶれを揃えているのだ。
U-22日本代表にとっては、6月のトゥーロン国際大会の決勝で敗れたリベンジマッチとなるが、ブラジル代表のチーム力は、そのときよりも間違いなくアップしている。
「そういう相手に今の自分たちの現在地がどれくらいなのか測りたい」
横内監督代行はそう言った。果たして、ホームで戦うベストメンバーのブラジルに一泡吹かせることはできるだろうか。横内監督代行は、どのメンバーをスタメンに選ぶだろうか。東京五輪を占ううえで、大きな試金石の一戦となる。
取材・文●飯尾篤史(スポーツライター)