我々のサッカーは自分たちがやりたいことだけを詰め込んでいるわけではない。
ともに明確な狙いを持って戦った試合は、0-0のスコアレスドロー。柏はいつもの圧倒的なポゼッションこそ影を潜めたが、青森山田の鋭いショートカウンターにも対応し、ゴールを許さなかった。青森山田も柏に決定的なチャンスを一度しか作らせなかった。
試合後、両チームの表情も似ていた。満面の笑顔を浮かべている選手はいない。青森山田は残留が決まったわけではないし、柏もあくまで最低目標を達成しただけ。青森山田は次節の鹿島ユース戦と選手権に向けて。柏はチャンピオンシップに向けて。その闘志を研ぎすましているように見えた。
「まだまだ。我々のサッカーはアクションというより、攻撃のリアクションサッカーだと思っている。相手がこう守ってくるから、こう崩そう。決して自分たちがやりたいことだけを詰め込んでいるわけではない。守備も相手がこう攻めてくるならこう守る。それらをもっとやれるようにしないといけない。次の清水ユース戦も、チャンピオンシップを仮想してしっかりと準備して戦いたい」
そう語る下平監督。柏が誇るポゼッションサッカーをさらに進化させた指揮官の目には、チャンピオンシップで掲げる優勝トロフィーまでの道筋が、はっきりと描かれている。
取材・文:安藤隆人(サッカージャーナリスト)
■試合の結果
柏U-18(36) 0-0 青森山田(21)
得点者/なし
■U-18プレミアリーグ 17節の結果
[EAST]
市立船橋(25) 3-0 清水ユース(29)
東京Vユース(16) 2-1 鹿島ユース(25)
三菱養和SCユース(18) 3-0 札幌U-18(20)
JFAアカデミー福島(21) 1-1 流経大柏(23)
[WEST]
京都橘(26) 0-0 富山一(10)
名古屋U18(34) 3-1 G大阪ユース(34)
東山(9) 2-0 京都U-18(26)
東福岡(25) 2-0 広島ユース(26)
C大阪U-18(35) 1-1 神戸U-18(36)
※( )内の数字は勝点
試合後、両チームの表情も似ていた。満面の笑顔を浮かべている選手はいない。青森山田は残留が決まったわけではないし、柏もあくまで最低目標を達成しただけ。青森山田は次節の鹿島ユース戦と選手権に向けて。柏はチャンピオンシップに向けて。その闘志を研ぎすましているように見えた。
「まだまだ。我々のサッカーはアクションというより、攻撃のリアクションサッカーだと思っている。相手がこう守ってくるから、こう崩そう。決して自分たちがやりたいことだけを詰め込んでいるわけではない。守備も相手がこう攻めてくるならこう守る。それらをもっとやれるようにしないといけない。次の清水ユース戦も、チャンピオンシップを仮想してしっかりと準備して戦いたい」
そう語る下平監督。柏が誇るポゼッションサッカーをさらに進化させた指揮官の目には、チャンピオンシップで掲げる優勝トロフィーまでの道筋が、はっきりと描かれている。
取材・文:安藤隆人(サッカージャーナリスト)
■試合の結果
柏U-18(36) 0-0 青森山田(21)
得点者/なし
■U-18プレミアリーグ 17節の結果
[EAST]
市立船橋(25) 3-0 清水ユース(29)
東京Vユース(16) 2-1 鹿島ユース(25)
三菱養和SCユース(18) 3-0 札幌U-18(20)
JFAアカデミー福島(21) 1-1 流経大柏(23)
[WEST]
京都橘(26) 0-0 富山一(10)
名古屋U18(34) 3-1 G大阪ユース(34)
東山(9) 2-0 京都U-18(26)
東福岡(25) 2-0 広島ユース(26)
C大阪U-18(35) 1-1 神戸U-18(36)
※( )内の数字は勝点