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ミャンマー戦で表面化したスーパーサブの重要性。森保ジャパンに2名のアタッカーを推したい

カテゴリ:日本代表

佐藤俊

2019年09月12日

チーム力アップには既存の選手以外からも幅広く試す必要が…

古橋(神戸/写真左)とオナイウ(大分/写真右)。森保ジャパンで是非試してほしい選手だ。(C)SOCCER DIGEST

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 途中出場ですぐに結果を出せる選手は必ずいる。そういった選手は、その後も代表に定着し、欠かせない存在となっていく。アルベルト・ザッケローニ監督時代の代表で清武弘嗣は、日韓戦に途中出場し、アシストなどで結果を出してチーム内の序列を上げていった。そのような選手を見出し、チーム力アップにつなげるためには、既存の選手以外からも幅広く選手を試す必要がある。
 
 そこで、ぜひ起用してほしい選手が2名いる。古橋亨梧(神戸)とオナイウ阿道(大分)だ。
 
 前者は裏に抜け出すのが本当にうまく、技術も高い。イニエスタに鍛えられ、相手DF陣との駆け引きもうまくなり、攻撃力が増している。柴崎岳や中島翔哉ら周囲の選手と呼吸が合えば、相当な戦力になるだろう。ハードワークもできる選手なので、森保監督の御眼鏡にもかなうはずだ。
 
 後者は、直線的なスピードを持ち、カウンターの矢となっている。大分では現在10得点を挙げて、リーグの得点ランキング4位タイと、好成績を収めている。注目すべきは、そのシュートの決定率。29.4%(シュート数34本)は、得点ランキング20位以内の中でトップとなる非常に優れた数字だ。
 
 2次予選はともかく、最終予選ではチャンスそのものが少なくなっていく。そういう中で点を決めるためには、メンタルの強さと決定率の高い選手の足にかかっている。
 
 10月10日はホームでモンゴル、15日はアウェーでタジキスタンと対戦する。
 
 力的には負ける要素がなく、ホームでは選手を試す良い機会にもなるだろう。フレッシュな選手を数名入れ替えていくことは、既存の選手への良い刺激にもなる。古橋、オナイウなどの新たな戦力を入れて、来る最終予選に向けて選手やユニット、オプションをひとつでも多く、今のうちから試してほしいと願う。
 
取材・文●佐藤俊(スポーツライター)
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