今回、これまでとは異なったメンバーとプレーする中で連係面に課題があったのは間違いない。ただ、普段のチームとは違う環境、ましてや代表でプレーする場合、急に集まったメンバーと短い期間でコンビネーションを高めていく必要があることを考えれば、その中でも違いをもたらせるかはひとつのポイントだった。
そういう状況を踏まえると「もちろん点を取れなかったということは足りなかったということ。そこはもっと突き詰めていきたい」という本人の言葉がすべてだろう。
悔しさの残る遠征を終え、上田は再び鹿島に戻る。今回の経験をいかに次へとつなげるべきか。その答えは見えている。