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初のW杯予選に挑む久保建英。年代別代表の「アジアの舞台」ではどんな活躍を見せてきたのか?

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2019年09月05日

U-16、U-19の最終予選のようにゴールからは入れれば…

パラグアイ戦に向けて調整に励む久保。ベンチスタートが濃厚とみられているが、果たして出番は…。写真:徳原隆元

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 一方、昨年のU-19アジア選手権(U-20ワールドカップ・アジア最終予選)でも、初戦・北朝鮮戦の開始8分に斉藤光毅(横浜FC)に絶妙のスルーパスを出していきなり先制点をアシストしてみせた。そして2-2に追いつかれた63分には、味方の得たFKをまたも直接蹴り込み、相手の追い上げを阻止。結局、このゴールが決勝弾となり、日本は5-2で勝利。難敵を倒したことでグループを首位通過し、準々決勝も完全アウェーの状況下でインドネシアを撃破、世界切符を手にしている。この一戦で久保は宮代大聖(山口)の2点目をアシスト。またも持ち前の勝負強さを発揮したのだ。
 
 この時の彼は横浜F・マリノスで試合に出られず苦しんでいた。今もレアル・マドリーからマジョルカにレンタル移籍して間もなく、チーム内での地位も固まっていない状態だが、勝負の懸かった大舞台では必ずと言っていいほど結果を残すのが久保建英という選手である。それをA代表というトップカテゴリーの中でも継続できれば理想的。むしろそうならなければ、真のスターに上り詰めることはできない。ミャンマー戦は輝かしい代表キャリアを築くための重要な第一歩。U-16、U-19の最終予選のようにゴールから入ることができれば、勢いに乗れるはずだ。
 
 そのシナリオを現実にすべく、直近のパラグアイ戦(鹿島)で確固たる自信と手応えを掴みたいところ。今回はベンチスタートが濃厚だが、久保は短時間でも強烈なインパクトを残せる。「自分が呼ばれた理由を見せなきゃいけない」という言葉通りのパフォーマンスを大いに期待したいものだ。
 
取材・文●元川悦子(フリーライター)
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