堂安律の立ち位置やライバルは? 覇権奪回を狙うPSVの「最新序列」

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年08月30日

堂安のライバルとなるのは?

PSV加入が決定した堂安。マレン(左)らと形成する若きアタッカー陣が浮沈のカギを握る。(C) Getty Images

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 崩しの切り札だったイルビング・ロサーノがナポリへ去ったウイングは、右が堂安、左がブルーマの新加入コンビがレギュラー候補だ。ただ、控えには20歳のコディ・ガクポ、17歳のモハメド・イハッターレンという有望株が控えているうえ、前述したように、ベルフバインがウイングで起用される可能性も十分あり、当然ながらポジション争いは熾烈だ。

 28ゴールを挙げてリーグ得点王に輝いたルーク・デヨングがセビージャへ移籍したCFは、ヘーレンフェーンでの武者修行から戻ってきらサム・ランメルスが後釜候補と目されていたが、膝の故障で出遅れている。
 
 そこで、経験豊富なコンスタンティノス・ミトログルを補強したが、31歳を迎えて自慢の決定力には翳りが見えつつあり、多くは望めない。むしろ、昨シーズンに二桁得点をマークした20歳のドニエル・マレンのほうが序列は上だろう。

 ふたりでチーム総得点(98点)の約46パーセントとなる45ゴールを叩き出したデヨングとロサーノの二枚看板が抜けた穴を、このマレンやベルフバイン、そして堂安といった粋のいい若手がどうカバーするのか。それこそが、タイトル奪回に向けた最大のカギとなるだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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