「ドブに金を捨てるようなもの」と辛辣な意見も…
欧州主要リーグの移籍市場がクローズするまで、1週間を切った現地時間8月27日、オランダ・エールディビジのフローニンヘンに所属する堂安律が、同じリーグのPSVに移籍することで合意したと両クラブから発表された。今後、メディカルチェックを経て正式にサインするという。
堂安の移籍話が浮上したのは先々週のことだ。エールディビジ有数の強豪クラブであるPSVが、セリエA・ナポリへの移籍が有力視されていたFWイルビング・ロサーノ(8月23日に正式決定)の後釜として、この日本代表アタッカーの獲得を目指すと報じられた。
一時は、フローニンヘンの1400万ユーロ(約17億5000万円)という移籍金の要求に、交渉が難航しているとも伝えられたが、オランダ紙『De Telegraaf』によれば、最終的に750万ユーロ(約9億3750万円)でクラブ間合意に達したようだ。
堂安の移籍話が浮上したのは先々週のことだ。エールディビジ有数の強豪クラブであるPSVが、セリエA・ナポリへの移籍が有力視されていたFWイルビング・ロサーノ(8月23日に正式決定)の後釜として、この日本代表アタッカーの獲得を目指すと報じられた。
一時は、フローニンヘンの1400万ユーロ(約17億5000万円)という移籍金の要求に、交渉が難航しているとも伝えられたが、オランダ紙『De Telegraaf』によれば、最終的に750万ユーロ(約9億3750万円)でクラブ間合意に達したようだ。
PSVはこの合意を、堂安の似顔絵とともに公式SNSで報告。クラブ初の日本人選手として歓迎の意を表わした。
ただ、現地サポーターの意見は、分かれているようだ。
「バンザイ!」、「若くて元気なプレーヤーを歓迎する」、「いらっしゃいドウアン!」といったポジティブなコメントが数多く寄せられている一方、「愚かな選択」、「またMFか」、「なぜドブに金を捨てるような真似をするのか理解できない」、「彼が悪いわけじゃないけど、同じポジションにはコディ・ガクポがいることを忘れてないか」といった、クラブの獲得決断に対する辛辣な意見もあった。
念願のステップアップ移籍が実現することになった堂安だが、当然ながら激しいポジション争いが待ち受けている。
来年の東京五輪での活躍が期待される21歳の日本代表MFは、オランダ屈指の強豪クラブで躍動することができるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部