まだ「日本一になれるチーム」ではなかったからインターハイには出場できなかった
「チームとして決め切るチャンスがありながらも、決めきれずに勝ちきれなかったことが課題です」とキャプテンでもある谷内田は反省の弁を述べたが、すぐに決意の表情を浮かべながら、こう決意を口にした。
「今年は日本一になれるようなメンバーはいます。ですが、『日本一になれるチーム』ではなかったので、インターハイに出場できなかったんだと思います。インターハイに出られなかった分、夏の遠征では『ここで成長するしかない』と思い、個人としてもチームとしても意識が高まって、チームとして強くなったと思います。今日は結果が出なかったけど、あくまで僕らの目標は選手権。いま積み重ねている成果が、選手権につながればいいと思っています。本当に自分でもこんなにいい選手が揃う代はあまりないと思っているし、プレッシャーはあると思うけど、それにふさわしい結果を残せばいいだけ。あと半年間、自分を育ててくれた帝京長岡に日本一という結果を残したいと思っています」
プロ2チームからオファーをもらいながらも、大学進学を選んだ田中も、「あとは帝京長岡で日本一になる。それに向けてみんなで全力を尽くしたい」と語ったように、思いは共有している。
すべては選手権で日本一を取るために。目先の結果にとらわれず、一歩一歩『最強の世代』を『日本一になれるチーム』にするべく。帝京長岡は目標に向かって突き進む。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
「今年は日本一になれるようなメンバーはいます。ですが、『日本一になれるチーム』ではなかったので、インターハイに出場できなかったんだと思います。インターハイに出られなかった分、夏の遠征では『ここで成長するしかない』と思い、個人としてもチームとしても意識が高まって、チームとして強くなったと思います。今日は結果が出なかったけど、あくまで僕らの目標は選手権。いま積み重ねている成果が、選手権につながればいいと思っています。本当に自分でもこんなにいい選手が揃う代はあまりないと思っているし、プレッシャーはあると思うけど、それにふさわしい結果を残せばいいだけ。あと半年間、自分を育ててくれた帝京長岡に日本一という結果を残したいと思っています」
プロ2チームからオファーをもらいながらも、大学進学を選んだ田中も、「あとは帝京長岡で日本一になる。それに向けてみんなで全力を尽くしたい」と語ったように、思いは共有している。
すべては選手権で日本一を取るために。目先の結果にとらわれず、一歩一歩『最強の世代』を『日本一になれるチーム』にするべく。帝京長岡は目標に向かって突き進む。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)