ザルツブルクは今季、CLに参加する
「(チームのプレースタイルとして)カウンターが多いので、どうしても前へ速く、ゴールへというプレーが多くなるんですが、味方との連係も含めて、そのクオリティーが足りないのかなと思いました。相手はそういう部分もチャンスにつなげていたので、(自分たちも)チャンスに繋げられるようなクオリティーに近づけないといけない」
オーストリア・リーグで7連覇を狙う絶対王者ザルツブルクは、今季チャンピオンズ・リーグ(CL)に参戦する。ザルツブルクにとっては初の試みとなり、すべて未知の世界だ。
普段のリーグ戦とはまた異なるR・マドリーとの対戦で、奥川はよりCL本選へ向けての準備を進めなければならないという思いを強くしたようだ。
「前線からのプレスがハマっている時はボールが奪えた。そういう部分はプラスに捉えて、これからCLまでに、リーグ戦などでも意識してゴールに速くというサッカーをもっと形にできれば、チームとしてもっとレベルアップできると思います」
夢にまで見た欧州最高峰への挑戦。万全の状態でチャレンジするために、この一戦はクラブにとって、そして選手たちにとって新鮮な刺激となったようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部