新生マンUは的確な補強を実現。
スパーズからも目が話せない。キーラン・トリッピアーが退団(アトレティコ・マドリーへ)した影響で右SBのみ選手層に不安が残るものの、それ以外は主力組の残留に成功しそうだ。
しかも中盤には、6500万ポンドというクラブレコードの移籍金で、推進力のあるドリブルやパスワークで違いを生み出せるタンギ・ヌドンベレを獲得。若手のハリー・ウィンクスも守備的MFとしての成長を示している。中盤の底でゲームメイクしている姿は、若干タイプは違うがクラブの先輩であるマイケル・キャリックを彷彿とさせるものがある。
新戦力と若手の成長もあり、クリスティアン・エリクセンへの依存体質は解消されつつある。今シーズンは多彩な攻撃パターンを見ることができそうだ。リバプールのコンディション次第では、3位より上の順位でフィニッシュできるかもしれない。
しかも中盤には、6500万ポンドというクラブレコードの移籍金で、推進力のあるドリブルやパスワークで違いを生み出せるタンギ・ヌドンベレを獲得。若手のハリー・ウィンクスも守備的MFとしての成長を示している。中盤の底でゲームメイクしている姿は、若干タイプは違うがクラブの先輩であるマイケル・キャリックを彷彿とさせるものがある。
新戦力と若手の成長もあり、クリスティアン・エリクセンへの依存体質は解消されつつある。今シーズンは多彩な攻撃パターンを見ることができそうだ。リバプールのコンディション次第では、3位より上の順位でフィニッシュできるかもしれない。
昨シーズン6位に終わったマンチェスター・ユナイテッドは、4位に入ると予想をする声が一部であるようだ。実際『ウィリアム・ヒル』の「(CL出場圏内の)4位以内に入るチームのオッズ」では4番人気につけている。
不安視されていた最終ラインには、国内で実績十分のアーロン・ワン=ビサカ(クリスタル・パレスから)とハリー・マグワイア(レスターから)を獲得しており、守備面は安定感を手に入れたはず。
攻撃陣はスウォンジーから獲得した21歳のダニエル・ジェームズや、アカデミー上りの17歳メイソン・グリーンウッドらを積極的にプレシーズンマッチで起用するなど、若返りを図っている。
「ハングリーな若手」を重要視する新生マンチェスター・ユナイテッドは、ビッグ6のなかで最もオフシーズンが長かったこともあり、さまざまな意味でフレッシュだ。的確な補強が実現できたことも後押しして、昨シーズン以上の順位で終える目算はついた。
残った課題は相変わらず攻撃の起点をポール・ポグバに依存していること。新戦力候補として取り沙汰されるブルーノ・フェルナンデス(スポルティング)など市場が閉じる8月8日までにさらなる即戦力を獲得するか、スコット・マクトミネイやフレッジの成長で解決することができれば、CL出場権獲得が現実味を帯びる。