ハイラインの“申し子”、元横浜GKの飯倉大樹が神戸デビュー戦で感じたリスクとは?

カテゴリ:Jリーグ

白井邦彦

2019年08月03日

飯倉が感じた神戸のディフェンス面でのリスクとは?

試合後には守備陣の選手と話し込む様子が見られた。守備組織の再構築へ飯倉が担う役割も小さくない。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 今節は新加入のDFトーマス・フェルマーレン(前バルセロナ)とDFジョアン・オマリ(前アル・ナスル)が出場していない。その状況での課題ではあるが、横浜時代に超ハイラインを最後尾で支えたGK 飯倉は神戸のリスクを口にした。
 
「あくまで個人の意見です。今日の試合を終えて一つひとつちゃんと組み立てていかなければいけないと感じました。単純に守備で言えば、ファーストディフェンダーが決まっていない状況でハイラインをしているのは、リスクが高いのかなと感じました。ボールにいくのか、ラインを下げるのか、そういう部分は守備の立て直しとして必要かなと思いました」
 
 フェルマーレンとオマリが入ってどう変わるかは蓋を開けてみないと分からない。ただ、ひとつ言えるのは、守備はDF陣だけでやるものではないということだ。チーム全体でイメージを共有し、ポジショニングの微調整を繰り返すという地道な作業が待っている。その必要性を再確認した一戦だった。
 
取材・文●白井邦彦(フリーライター)
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