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「街はオカザキ・フィーバー」岡崎慎司の移籍はマラガの“一筋の光”。手引きしたのは元レスターDFだった【現地レポート】

カテゴリ:海外日本人

ファン・ヒメネス(スペイン『AS』紙記者)

2019年08月01日

大幅な減額を受け入れて…

今回のディールで橋渡し役を務めたのが、レスター時代の同僚L・エルナンデス(左)だった。(C)Getty Images

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「町全体が沸き返っている。マラガはもともと日本文化への理解が深い町でね。日本のサッカーに精通している者も少なくない。去年のワールドカップでのベルギー戦の敗北の後も、落胆ムードに包まれたほどだ。もちろんオカザキのことを知っているファンも多い。彼らはゴールを量産し、チームを1部昇格に導く使者として大きな期待を寄せている」

 現在、昨シーズン終盤、攻撃の中心選手としてチームのプレーオフ進出に大きな貢献を果たしたハビエル・オンティベロスのビジャレアルへの移籍話が進んでおり、もはや今夏の退団は避けられない見通しだ。
 
 ほかにも前述のルイス・エルナンデスをはじめコスト削減のために高給取りの主力を軒並み売却する可能性が取り沙汰されており、シーズン開幕を控えファンの間で期待感がなかなか広がりにくい状況にあった。

 そんななか、レスターで受け取っていた年俸と比べると、大幅な減額を受け入れてまで(マラガでの年俸は100万ユーロ=約1億2500万円以下)日出ずる国のサムライがやってきた。暗い話題が多かったクラブに差し込んだ一筋の光、それがマラガにとっての岡崎の加入なのだ。

文●ファン・ヒメネス(アス紙)
翻訳●下村正幸

記者プロフィール/2000年にASに入社して以来、マラガ、セビージャ、レアル・マドリー、バルセロナと各地を転々としながらクラブ関係者や選手たち、代理人と人脈を構築。その広範囲のネットワークを駆使したチームの内情や移籍関連の分野を得意とする。現在も編集局長を務めながら、バルサやセビージャの記事を日々手掛ける。
 
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