現在のタイプになったのは京都橘に入学してから。中学時代はサイドハーフで見せ場を作るアタッカー
「相方の陽太は攻撃が特徴の選手なので、僕は守備的な選手として違う形でチームに貢献するのが役目だと思っている。自分が目立たなくてもチームが勝てればそれで良い」
今でこそ、黒子としての役割に徹するが、中学時代に所属した名古屋グランパスU-15での本職はサイドハーフで自ら仕掛けて見せ場を作る機会も多かった。今のようなタイプになったのは、京都橘に入学し、ボランチをやるようになってから。
米澤監督から、「攻撃は簡単にプレーしなさい。守備の選手だから、そこで本領を発揮しなさい」とアドバイスを受けて、今のプレースタイルにたどり着いた。
「今のスタイルをこれから変えるのは難しい。目立たないけど貪欲に戦って、それを評価されたら嬉しい。ブラジル代表のカゼミーロのように、あの人が中盤にいたら嫌だなと思われる選手になりたい」
5歳上の兄である大輝も京都橘のOBで、2012年度の選手権では1年生ながらもベンチ入りを果たし、準優勝を果たしている。兄も弟と同じく守備が持ち味で、地味ながらも効いたプレーでチームの勝利に何度も貢献してきた。弟にとって、憧れの存在でもあり、目標でもある。
「お兄ちゃんはこのチームで結果を残している。自分はそれを超えるために橘を選んだので、しっかり超えて優勝を掴みたい」
そう口にする通り、狙うは兄以上の成績だ。
取材・文●森田将義(サッカーライター)
今でこそ、黒子としての役割に徹するが、中学時代に所属した名古屋グランパスU-15での本職はサイドハーフで自ら仕掛けて見せ場を作る機会も多かった。今のようなタイプになったのは、京都橘に入学し、ボランチをやるようになってから。
米澤監督から、「攻撃は簡単にプレーしなさい。守備の選手だから、そこで本領を発揮しなさい」とアドバイスを受けて、今のプレースタイルにたどり着いた。
「今のスタイルをこれから変えるのは難しい。目立たないけど貪欲に戦って、それを評価されたら嬉しい。ブラジル代表のカゼミーロのように、あの人が中盤にいたら嫌だなと思われる選手になりたい」
5歳上の兄である大輝も京都橘のOBで、2012年度の選手権では1年生ながらもベンチ入りを果たし、準優勝を果たしている。兄も弟と同じく守備が持ち味で、地味ながらも効いたプレーでチームの勝利に何度も貢献してきた。弟にとって、憧れの存在でもあり、目標でもある。
「お兄ちゃんはこのチームで結果を残している。自分はそれを超えるために橘を選んだので、しっかり超えて優勝を掴みたい」
そう口にする通り、狙うは兄以上の成績だ。
取材・文●森田将義(サッカーライター)