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「ガクのような選手は見たことがない」柴崎岳はなぜ2部を選んだのか? デポルティボ移籍の舞台裏【番記者の現地レポート】

カテゴリ:海外日本人

エル・パイス紙

2019年07月25日

ファンは熱い声援を送る一方、要求も厳しい

デポルティボの女子チームには山本摩也(左)が在籍。柴崎は日本人選手第2号だ。(C)RCDEPORTIVO

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 最近10年で3度の2部降格を経験し、近年はエレベータークラブと化しているデポルティボだが、過去2度はいずれも1年で1部に復帰しており、こうして2シーズン連続で2部を戦うのは実に1990-91シーズン以来のことだ。
 
 その後、チームは「スーペル・デポル」と呼ばれた黄金時代を経験。99-2000シーズンにはラ・リーガ初優勝を成し遂げた。その間、ベベット、マウロ・シルバ、ジャウミーニャ、ロイ・マカーイ、フラン、ディエゴ・トリスタン、フアン・カルロス・バレロンら名手がホームスタジアムのリアソールを沸かせた。
 
 それだけにデポルティボのファンにはプライドがあり、選手たちに熱い声援を送る一方で、要求も時に厳しくなる。新プロジェクトの目玉である柴崎にも当然それだけの期待と重圧がのしかかるだろう。
 
 女子チームのデポルティボ・アバンカには昨シーズンから山本摩也が在籍しており、柴崎はデポルにとって日本人選手第2号となる。彼女もまたトップ下とセントラルMFを本職とし、攻撃をオーガナイズする司令塔で、プレースタイルは柴崎と相通じる部分がある。

 新シーズン、1部昇格が至上命題の名門クラブの命運は、このサムライのタクトに委ねられた。
 
文●ファン・L・クデイロ(エル・パイス紙ガリシア地方のクラブ担当記者)
翻訳●下村正幸
 
 
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