「アトレティコに戻るのか?」という質問に対して…
「自分が求めているレベルに到達していない。思うようなプレーができないなら、(このタイミングで)引退をしたほうがいいと考えた」
引退を決断した理由について、そう語ったF・トーレスは、「アトレティコに戻るのか?」という質問に対して、こう返答した。
「アトレティコは僕の人生そのものだ。ただ、まだ何も決まっていない。戻るかもしれないし、戻らないかもしれない。もしかしたら将来的にコーチや監督をやることもあるかもしれない。でも、いまの僕には何の経験もないし、学ばなければいけないことはたくさんある」
引退を決断した理由について、そう語ったF・トーレスは、「アトレティコに戻るのか?」という質問に対して、こう返答した。
「アトレティコは僕の人生そのものだ。ただ、まだ何も決まっていない。戻るかもしれないし、戻らないかもしれない。もしかしたら将来的にコーチや監督をやることもあるかもしれない。でも、いまの僕には何の経験もないし、学ばなければいけないことはたくさんある」
また07年夏にアトレティコからリバプールへ移籍したことについては、「難しい決断だった。アトレティコのファンの気持ちを考えるとね」と回想した。ただ、15年1月に約7年半ぶりに復帰した時は「迷うことはなかった」という。
その「リバプール行き」との時以上に悩んで、現役を退く決意を固めたという“エル・ニーニョ(神の子)”。8月23日のヴィッセル神戸戦まではプレーを続け、その後はサガン鳥栖のアドバイザーに就くことが決まっている。
引き締まった表情で臨んだこの会見からも、“アトレティコ愛”はひしひしと伝わってきた。形はどうあれ、“心のクラブ”に戻る日は、そう遠くないだろう。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)