冨安、上田は試合後に悔しさを口にする
後半、エクアドルはシステムを4-2-3-1に変えて勝負を仕掛けた一方、前半に飛ばしすぎた影響か運動量が落ち、日本はより自由に動けるようになる。中盤にスペースが生まれ出し、オープンな展開となった。
ゲームに動きが出始めたなか、森保一監督は、66分にFW上田綺世、82分にMF安部裕葵、88分にFW前田大然を投入して前線を強化。チャンスを作り出すが、試合終了間際の久保の得点もオフサイドと判定されノーゴール。痛みわけで、ともにグループリーグ敗退という結果に終わった。
試合後、冨安は失点シーンを「隙を見せてしまった」と悔い、再三のチャンスを逃した上田は「チームを救えなかった」と後悔の想いを口にする。
ゲームに動きが出始めたなか、森保一監督は、66分にFW上田綺世、82分にMF安部裕葵、88分にFW前田大然を投入して前線を強化。チャンスを作り出すが、試合終了間際の久保の得点もオフサイドと判定されノーゴール。痛みわけで、ともにグループリーグ敗退という結果に終わった。
試合後、冨安は失点シーンを「隙を見せてしまった」と悔い、再三のチャンスを逃した上田は「チームを救えなかった」と後悔の想いを口にする。
今大会の日本は、“招待国”として参戦したため、選手を“拘束する力”を持たず、東京五輪世代を中心に、参加12か国で最も若い22.3歳というメンバー構成となった。加えてぶっつけ本番に近い形で臨んだだけに、3戦で2分1敗という成績も、内容的には善戦と評価することはできるだろう。
ただエクアドル戦で、勝利を手にできなかったのは、勝負どころで“1点を決め切る力”と“1点を守り切る力”を欠いたためだ。それは2-2のドローだった第2戦のウルグアイ戦にも当てはまる。今後、東京五輪でのメダル獲得、そして2022年のカタール・ワールドカップでのベスト8進出を目指すためには、こうしたゲームをモノにする勝負強さが必要となる。ブラジルでの悔しさを糧にできるかが重要だ。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
ただエクアドル戦で、勝利を手にできなかったのは、勝負どころで“1点を決め切る力”と“1点を守り切る力”を欠いたためだ。それは2-2のドローだった第2戦のウルグアイ戦にも当てはまる。今後、東京五輪でのメダル獲得、そして2022年のカタール・ワールドカップでのベスト8進出を目指すためには、こうしたゲームをモノにする勝負強さが必要となる。ブラジルでの悔しさを糧にできるかが重要だ。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)