• トップ
  • ニュース一覧
  • 女子W杯、フランス戦は国内1000万人超が視聴!! 予想を裏切り、国内では男子並みのフィーバーに【現地発】

女子W杯、フランス戦は国内1000万人超が視聴!! 予想を裏切り、国内では男子並みのフィーバーに【現地発】

カテゴリ:国際大会

結城麻里

2019年06月14日

「女子代表をどう扱うべきか」で議論が白熱

第2戦が行われたスタジアムも満員に。フランスのフットボールフィーバーはしばらく続きそうだ。(C) Getty Images

画像を見る

 また、ティエリー・マルシャン記者(『France Football』)も、「巨大多国籍企業の給料と、中小企業の給料を平等にしろというようなもの」とこれに同意。

 当の女子フットボール界関係者は「私たち自身が実力で成長し、連盟に巨額をもたらすようになるべき」と謙虚だった。

 とはいえフランスでは、ニュージーランド連盟が、今回のW杯で女子代表チームを派遣するにあたり、飛行機や宿舎などの遠征費用も含めて、完全に男子と同じ額を女子に充てている事実が報道され、人々に思考と議論を促している。

 討論番組は、フランスの試合後は30分延長するほどの白熱ぶりだった。フランスがノックアウトステージ出場を決めた12日夜は、「7月7日(注・ファイナル)を期待し始めていいと思うか」のテーマも出現し、侃々諤々だった。もちろん、ファイナル進出にはまだ懐疑的だが、人々が女子のワールドカップを楽しんでいるのは間違いなさそうだ。

 もちろんこれらは開催国ならではの興奮。昨年、ロシア・ワールドカップでの優勝で、国民が幸福の絶頂になったことも影響しているだろう。「あの陶酔感をまた味わいたい!」が、きっと国民の心の底にある。

 ただ、女子のプレーが見ていて心地よいのも確かで、巷の男性群もしきりに女子代表の話題で盛り上がり中だ。とくに小中学生などの若い世代には、女子フットボールファンが急増しているという。どうやら予想を大きく上回る女子フットボール熱が、フランスを覆っている。

文●結城麻里
text by Marie YUUKI
【関連記事】
【東京五輪世代の最新序列】堂安?久保?三好?シャドーが最大の激戦区!U-20W杯メンバーも台頭
【現地発】「高みから転落したニッポンヌ」フランス紙が、なでしこジャパンの”慢心ぶり”を酷評
アルゼンチンの人壁にはカメラマンも驚愕!? 長谷川唯が勝負の第2戦に見出す“引きこもり”対策は?
【なでしこ採点&寸評】日本0-0アルゼンチン|堅守を見せた主将・熊谷紗希を最高評価もリスク回避に振れた戦いぶりが仇に…
なでしこ、女子W杯の初戦は最低限のドロー。圧倒的に攻め込むもアルゼンチンの堅守を崩せず

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ