歴代の日本代表選手で、6月が誕生日といえば本田圭佑がいる。
シュート意識は久保も高い。ただ、それ以上に中島翔哉や南野拓実、堂安律はゴールを狙う。その違いをすぐに受け止めているあたり、久保の多感な姿勢がうかがえる。
笑顔でボール回しをする姿からして、すでにチームには馴染んでいる。それは久保も認める。ただそれ以上に、日本代表には彼を奮わす空気があるという。
「刺激は常に感じますね。刺激イコールうまくチームに入れない感じではないですが、全然自分が今年積み重ねてきたこと、今までの経験がすごく生きているとは思います。ただ、刺激、刺激しかないですね」
笑顔でボール回しをする姿からして、すでにチームには馴染んでいる。それは久保も認める。ただそれ以上に、日本代表には彼を奮わす空気があるという。
「刺激は常に感じますね。刺激イコールうまくチームに入れない感じではないですが、全然自分が今年積み重ねてきたこと、今までの経験がすごく生きているとは思います。ただ、刺激、刺激しかないですね」
歴代の日本代表選手で、6月が誕生日といえば本田圭佑(6月13日)。毎年代表戦があるこの時期。W杯予選が始まれば重要な試合が続くタイミングになることも多い。昨年のロシアW杯でも初戦のコロンビア戦前にやってきた誕生日で皆から祝われ、本田自身もそこで思いを込めたメッセージを送り、チームをひとつにして大事な一戦に向かった。
これから久保も、この6月の誕生日を日本代表で迎えることになるのだろうか。欧州のトップレベルでプレーし、日本の中心として世界と渡り合う、大人の久保――。
その第一歩が今日この時であれば、未来は明るい。
取材・文●西川結城(スポーツジャーナリスト)