【岩本輝雄】大槻レッズの巻き返しの可能性は? 鍵を握るのは前線のトライアングルか

カテゴリ:連載・コラム

岩本輝雄

2019年06月04日

2トップをベースに考えてもいいかもしれない

実績十分の興梠を軸に、前線のトライアングルがいかに機能するかが、巻き返しの鍵を握っているのではないだろうか。(C)SOCCER DIGEST

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 あくまでも個人的な意見だけど、現状打破には、やはり前線のトライアングルが鍵を握っているんじゃないかな。
 
 フロンターレ戦は、興梠が孤立するシーンが少なくなかった。さすがの興梠でも、数的不利な状況では思うようにプレーできなかったのではないか。
 
 すでに述べたように、2シャドーと1トップが近い距離を保てるのがベストだと思うけど、2トップをベースに考えてもいいかもしれないね。ここまで2トップも何度か採用されているけど、まずは負けないこと、守備優先での戦いになるなら、カウンターの成功率をどれだけ高められるかが重要になるし、その際は、最前線でしっかりとボールを収めることが必須になる。
 
 それなら、1トップより2トップのほうがキープしやすいはず。そこに、トップ下が良いタイミングで絡んでいく。前線には様々なタイプの選手がいるだけに、いろんな組み合わせを試してみて、より効果的なアタックが繰り出せるような策をひとつでも多く準備して、“強いレッズ”復活の足掛かりとしたい。
 
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