• トップ
  • ニュース一覧
  • 【小宮良之の日本サッカー兵法書】久保建英の招集はサプライズではない――森保監督の“公平な”メンバー選考

【小宮良之の日本サッカー兵法書】久保建英の招集はサプライズではない――森保監督の“公平な”メンバー選考

カテゴリ:連載・コラム

小宮良之

2019年06月01日

外国人監督のマイナスとプラス

就任以来、「世代間の融合」を強調している森保監督。6月シリーズでの采配に注目が集まる。(C)Getty Images

画像を見る

 外国人監督たちは日本人指導者にはない経験を持っている一方、圧倒的に日本人の情報が足りず、視点も独断と偏見を帯びていた。それは彼らが悪いと言うわけではない。外国人のマイナスとプラスだった。

 例えば日本人監督がベトナムを率いることになった場合、ほとんど情報がない。ほ
ぼゼロからスカウティングをスタートさせる。ベトナムという国の事情や民族性を知るには、膨大な時間がかかるだろう。代表はクラブチームと違い、選考に困難が伴うのだ。

 その点、森保監督のマネジメントは無理がない。選手選考が円滑。おかげで監督就任後、速やかな戦術変更につながっている。アジアカップ決勝は敗れたものの、順調な1年目と言えるだろう。

 6月のキリンチャレンジカップ、そしてコパ・アメリカで森保JAPANはさらなる変革を続ける。
  
文:小宮 良之

【著者プロフィール】
こみや・よしゆき/1972年、横浜市生まれ。大学在学中にスペインのサラマンカ大に留学。2001年にバルセロナへ渡りジャーナリストに。選手のみならず、サッカーに全てを注ぐ男の生き様を数多く描写する。『選ばれし者への挑戦状 誇り高きフットボール奇論』、『FUTBOL TEATRO ラ・リーガ劇場』(いずれも東邦出版)など多数の書籍を出版。2018年3月には『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューを果たした。
 
【関連記事】
「ヨーロッパで第一線と肩を並べている」UEFAがEL優秀選手に長谷部誠を選出、英メディアも絶賛!!
「やばい、神メン!」大迫勇也が公開した、代表盟友コンビとの豪華3ショットにファン反響!
「この屈辱を忘れない!」U-18韓国の“踏みつけ写真”に中国サイドの怒りはいまだ収まらず…
元日本代表MF石川直宏のCL決勝予想!注目の選手からFC東京現役時代の秘話も…【後編】
U-20W杯のベスト16が確定! 日本は16年ぶりの8強進出を懸けて宿敵・韓国と激突!

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ