そしてここにきて、新たな大物の名がリストに浮上した。フランス代表監督のディディエ・デシャンである。
現役時代はユーベで長くプレーし、コンテ政権以前の2006―07シーズンには１年だけ指揮を執った経験がある。現在は周知の通り、ロシア・ワールドカップの覇者であるレ・ブルー（フランス代表の愛称）を率いており、まもなくスタートする2020EURO予選への準備に余念がない。
フランス・サッカー連盟との契約は2020年６月までで、延長交渉の動きは聞こえてこない。就任からすでに７年が経過し、デシャン自身が環境を変えたいと願っているとも言われ、タイミングとしても無理はない。トリノに針路をとり、電撃就任が実現してもおかしくはないだろう。
デシャンとフランス連盟との契約は「残り１年」
ほかにも引く手数多のジョゼ・モウリーニョが候補に名を連ね、ジョゼップ・グアルディオラ、ユルゲン・クロップなどにも誘いをかけているようだが、この両人の招聘はさすがに現実的ではないか。
『Fox Sports』は「アッレグーリ続投の可能性も依然として残されており、ユーベの監督問題は先がまるで読めない、もはやミステリーのようだ」と評し、「ここでもたつくようだと、夏の補強プランの立ち遅れに繋がるだろう」と予測している。
風雲急を告げているカルチョの絶対王者。はたして来季、本拠地アリアンツ・スタジアムのベンチに居座るのはいずれの大物か──。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
『Fox Sports』は「アッレグーリ続投の可能性も依然として残されており、ユーベの監督問題は先がまるで読めない、もはやミステリーのようだ」と評し、「ここでもたつくようだと、夏の補強プランの立ち遅れに繋がるだろう」と予測している。
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