最後の見せ場は87分、巨漢オルンガとのマッチアップは…
近藤は的確なポジションを取り、ハイボールをことごとくクリア。最終ラインを統率し、東京Vの守備を支えた。そして、最後の見せ場は87分に訪れる。
江坂任が裏に蹴ったパスにオルンガが反応し、素早く反転した近藤も並走する。ふたりは激しくぶつかり合い、もつれ、オルンガはバランスを崩した結果、シュートはゴールの枠を逸れた。
「相手にボールを握られる展開になるのは分かっていたこと。コンパクトに守りながら、奪ったボールをカウンターにつなげてゴールを狙い、それがうまくハマって2点取ることができました。危ない場面もありましたけど、こうして耐え抜くことができたのはチームの自信になると思います。今日は本当にうれしい。でも、すぐに次の試合があるので、喜ぶのは一日だけにして、できなかった部分を修正したい」
江坂任が裏に蹴ったパスにオルンガが反応し、素早く反転した近藤も並走する。ふたりは激しくぶつかり合い、もつれ、オルンガはバランスを崩した結果、シュートはゴールの枠を逸れた。
「相手にボールを握られる展開になるのは分かっていたこと。コンパクトに守りながら、奪ったボールをカウンターにつなげてゴールを狙い、それがうまくハマって2点取ることができました。危ない場面もありましたけど、こうして耐え抜くことができたのはチームの自信になると思います。今日は本当にうれしい。でも、すぐに次の試合があるので、喜ぶのは一日だけにして、できなかった部分を修正したい」
古巣相手にアップセットを実現したキャプテンの近藤は、そう言って充実感を漂わせる。 徐々にではあるが、チームとしてようやく形になってきた東京Vは今季2勝目を挙げて14位に浮上。反撃の準備を整えつつある。
取材・文●海江田哲朗(フリーライター)
【東京V 2-0 柏 PHOTO】電光石火の2ゴールと執念の守りで東京Vが柏に完封勝利
取材・文●海江田哲朗(フリーライター)
【東京V 2-0 柏 PHOTO】電光石火の2ゴールと執念の守りで東京Vが柏に完封勝利