「中島が入るだけで、日本はただの"水"から"ワイン"に変わった」
MF 宇佐美貴史(採点5.5)
「ロシア・ワールドカップ以来の代表入りとなった。デュッセルドルフでの調子もあまり良くない彼は、エキサイティングなプレーを披露することはなかった。いくつかいいパスはみせたが、日本の攻撃に推進力を与えられなかった」
MF 乾 貴士(採点5.5)
「この試合の前半、もっともアクティブに動き、違いを生み出そうと、ドリブルやオフザボールの動きで工夫していた。日本が最もゴールに近づいた瞬間は、乾を通じて生まれたものばかりで、25分の決定機のほか、58分にも彼が関わったプレーから、鎌田の絶好機が生まれている。その一方で、ボリビアの守りが良かったとはいえ、いくつかの好機を逸したのも彼である」
MF 香川真司(採点5.5)
「主将として先発出場したが、多くの見せ場を作ることはなかったし、背番号10に期待される、決定的なシーンに関わることも少なかった。この代表戦2試合では、ネガティブな要素が多かったことは否定できないだろう」
MF 鎌田大地(採点5.0)
「シント=トロイデンで素晴らしいシーズンを送っている彼が、代表初招集というのが驚きだ。通常はセカンドストライカーもしくはトップ下でプレーするが、今回は“偽の9番”に配置された。だが、これはうまくいったとは言い難い。不意に訪れたチャンスは、GKによって阻まれた。中島、南野、堂安がそろい踏みした後半でさえ、チャンスを活かすまでには至らなかった」
「ロシア・ワールドカップ以来の代表入りとなった。デュッセルドルフでの調子もあまり良くない彼は、エキサイティングなプレーを披露することはなかった。いくつかいいパスはみせたが、日本の攻撃に推進力を与えられなかった」
MF 乾 貴士(採点5.5)
「この試合の前半、もっともアクティブに動き、違いを生み出そうと、ドリブルやオフザボールの動きで工夫していた。日本が最もゴールに近づいた瞬間は、乾を通じて生まれたものばかりで、25分の決定機のほか、58分にも彼が関わったプレーから、鎌田の絶好機が生まれている。その一方で、ボリビアの守りが良かったとはいえ、いくつかの好機を逸したのも彼である」
MF 香川真司(採点5.5)
「主将として先発出場したが、多くの見せ場を作ることはなかったし、背番号10に期待される、決定的なシーンに関わることも少なかった。この代表戦2試合では、ネガティブな要素が多かったことは否定できないだろう」
MF 鎌田大地(採点5.0)
「シント=トロイデンで素晴らしいシーズンを送っている彼が、代表初招集というのが驚きだ。通常はセカンドストライカーもしくはトップ下でプレーするが、今回は“偽の9番”に配置された。だが、これはうまくいったとは言い難い。不意に訪れたチャンスは、GKによって阻まれた。中島、南野、堂安がそろい踏みした後半でさえ、チャンスを活かすまでには至らなかった」
<サブメンバー>
MF 中島翔哉(採点7.5/MOM)
「彼がピッチに現われるだけで、日本代表チームはただの“水”から“ワイン”へ変化した。素早い判断とドリブル、そして試合を決めたカウンターからの76分のゴール。彼のパスは守備陣を切り裂き、クロスは味方をも惑わせる。クロスバーを叩いたシュートなどを含め、試合終了まで最も攻撃的な選手だった。そしてそれは、中島がこのチームのエースだという証拠に他ならない」
MF 堂安律(採点6.5)
「後半に中島とともにピッチに立ち、右サイドの攻撃を活性化させて、ボリビアに脅威を与えた。中島、南野とのコンビネーションにおいて、彼はいくつかの決定機に絡んだ。まだ20歳ながら、彼はすでに先輩の宇佐美よりも、上のレベルに到達しているといえる」
MF 南野拓実(採点6.0)
「香川と交代し、攻撃を活性化。中島へのパスは決勝点を引き出したが、自らのチャンスをモノにできなかったことは残念だった」
MF 柴崎岳(採点6.0)
「普段と変わらない、彼らしいパフォーマンス。小林よりも、的確なパスを出すことができていた」
DF 佐々木翔(採点6.0)
「彼が登場してから、ボリビアは右サイドからの攻撃を阻まれた。チャンスに絡む意志もみられた」
FW 鈴木武蔵(評価なし)
「最後の交代枠で登場。だが、チャンスでゴールできなかった」
監督 森保一(採点6.0)
「ホームで、最低限のハードルをクリアした。コロンビア戦からスタメンを総入れ替え。守備面ではうまくいったかもしれないが、攻撃面ではボリビアを崩すことはできなかった。ニューフェイスの橋本、畠中がうまくいったことは喜ばしいが、鎌田や鈴木の使い方は今後、一考の余地あり」
構成●サッカーダイジェストWeb編集部