“大嫌い”なアーセナル。一体なぜ?

アーセナル戦後のロッカールームの様子。ビッグマッチを制してプレッシャーから解放されたギグス(中央)は、シェリンガム(右)とベッカム(左)とともにニッコリ。 (C) Getty Images
いわばランナーズハイなような一種のゾーンに入っていたことを明かした“ジャックナイフ(ギグスの愛称)”は、さらにゴールの生まれた秘訣について、「アーセナルが大嫌いだったから」と、当時プレミアリーグの覇権を争っていたライバルの存在を挙げた。
「あの時の私たちは想像を絶するプレッシャーを受けていたんだ。だから優勝争いをしていたアーセナルがとにかく好きじゃなかったんだ」
アレックス・ファーガソン監督の下で輝いた名手は、さらに宿敵への憎悪をむき出しにし、実名を挙げながらアーセナルへの“恨みつらみ”を口にした。
「あの時の私たちは想像を絶するプレッシャーを受けていたんだ。だから優勝争いをしていたアーセナルがとにかく好きじゃなかったんだ」
アレックス・ファーガソン監督の下で輝いた名手は、さらに宿敵への憎悪をむき出しにし、実名を挙げながらアーセナルへの“恨みつらみ”を口にした。
「パトリック・ヴィエラが好きじゃなかった。彼は汚いやつで、何をしても咎められなかったからね。エマニュエル・プティもだ。彼は長髪だったから嫌いだった。あとはベルカンプだ。彼には『お前なんてエリック・カントナ以下だ』と言ってやったことがある。ロベール・ピレスも好きになれなかった」
「もちろん、本心じゃないよ。自分の(本当の)姿ではなかった。でも、モチベーションのために激しい敵意を持つ必要があったんだ。みんな、今になって会うと、本当に良い人ばかりだよ(笑)。ただ、当時は本当に彼らのことを見ることもしなかったし、知りたくもなかった。それぐらい嫌いだった」
ライアン・ギグスの名を一躍スターダムへのし上がらせた一撃は、「ライバルに負けたくない」という強い気持ちから生まれたプレーだったのだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「もちろん、本心じゃないよ。自分の(本当の)姿ではなかった。でも、モチベーションのために激しい敵意を持つ必要があったんだ。みんな、今になって会うと、本当に良い人ばかりだよ(笑)。ただ、当時は本当に彼らのことを見ることもしなかったし、知りたくもなかった。それぐらい嫌いだった」
ライアン・ギグスの名を一躍スターダムへのし上がらせた一撃は、「ライバルに負けたくない」という強い気持ちから生まれたプレーだったのだ。
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