【セルジオ越後の天国と地獄】2試合ともにミス連発。レベルの低さを露呈した日本代表

カテゴリ:特集

週刊サッカーダイジェスト編集部

2014年09月18日

この程度のパフォーマンスなら、本田も長友も…。

パフォーマンスを落とした主力に、アギーレ監督は引導を渡せるか。 (C) SOCCER DIGEST

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 一方、こうした新戦力の活躍とは打って変わって、いわゆる常連組のパフォーマンスは芳しいものではなかった。
 
 特に本田と長友は全盛期に比べて代表での存在感が明らかに薄れ、パフォーマンスの質も低下している。この先も彼らがこの程度のパフォーマンスしか見せられないなら、スタメンを入れ替えたほうがいい。アギーレ監督にその覚悟があるかどうか。それも今後の見どころのひとつだ。
 
 いずれにしても、1月のアジアカップまで時間は限られている。今年はJ1の最終節が12月6日で、前倒しされた天皇杯の決勝は13日だ。アギーレ監督はザッケローニ前監督よりもJリーグに目を向けているようだし、新戦力の抜擢にも意欲的だ。国内組にとっては絶好のチャンスだよ。
 
 今回、武藤や皆川、柴崎といったJリーグで好調な選手が招集されたように、代表の扉は開かれている。ここからの約3か月間、国内組には欧州組を食ってやるくらいの気持ちでアピールしてほしいね。
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