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【セルジオ越後】まだ何の結果も出してない神戸のVIPトリオ。盲目的な称賛ばかりじゃ日本サッカーのレベルは上がらない!

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年03月01日

開幕戦では久保が話題になっていたが…

開幕戦で先発出場を飾った久保は、持ち前のテクニックを披露した。写真:滝川敏之

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 神戸の助っ人たちとともに、開幕戦でもうひとり話題になっていたのがFC東京の久保建英だ。川崎戦では得意のドリブル突破やポスト直撃のFKで沸かせたようだね。ただ、彼の場合もイニエスタのケースに似ていて、“元バルセロナ”とか“弱冠17歳”という「看板」がついて回るんだ。

 いうまでもなくイニエスタほどの実績があるわけではないから、その若さが取り上げる動機になっていると思うんだけど、本人のためにも長い目で見てあげてほしいね。プロは結局、結果を出し続けなければいけない世界。まだ実績と呼べるほどのものがないのに、スター選手並みの取り上げ方をされるから、何か重荷を背負わされているようで不憫だよ。
 
 ちょっと前には向こうのメディア発でバルサに戻るという情報が、さも真実かのように流されたけど、こっちで結果を残せてない選手がどうしてバルサに行くんだ? ピッチのなかを見ないで早々にスターを作ろうと急ぎすぎても、寄せ集めの情報で作ったスターは本物にはなり得ない。しっかりと結果を出して、実力の伴った誰もが認めるスターにならなければ、決して長続きはしないよ。
 
 むしろ、開幕戦ではアントラーズから2点を奪ったトリニータの藤本のほうが素晴らしい出来だったのに、報道であまり見かけなかったのは残念だった。看板にばかりとらわれ過ぎていると、日本サッカーの本当の価値が見えなくなってしまうよ。
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