指揮官はシーズン後も鎌田を留める意志あり
そしてこう続けている。
「鎌田は前線で縦横無尽に動くことができ、誰かを使うこともできる。それによって、彼の存在は相手チームにとって予測不可能になっているんだ。だから、試合のラスト数秒で点を取り、チャンスを作ることもできる。
ただ、鎌田は交代を命じるとちょっと不機嫌になる。『どうして代えるんですか? どうして?』と、突進して訊いてくるよ(笑)」
そんな鎌田だが、フランクフルトからのレンタル契約には買い取りオプションは付いておらず、今シーズン終了後もチームに留めることは難しいと考えられている。
だが、ブライス監督は「買い取りはしなくても、(レンタルを)延長する可能性は高いだろう」と、鎌田を引き留める意志があることを明かしている。
STVVは、9日にホームでワースラント=ベヘレンと対戦する。アジアカップで負傷した遠藤の出場は難しいという見通しだが(状態は未発表)、冨安がこの試合に参加する可能性は十分にありそうだ。
今冬には木下康介も加入して、日本人選手が6人となったSTVV。プレーオフ1入りに向けて、残り6試合が注目される。