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サッカー史を彩る個性派な“スペシャリスト”によるサッカーダイジェストWeb厳選のベストイレブンを発表!(前編)

カテゴリ:PR

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年02月01日

ナンバー10 & ゲームメーカー

「ナンバー10」の4傑。左からストイコビッチ、ルイ・コスタ、フランチェスコリ、リケルメ。 (C) Getty Images

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☆ナンバー10
A. ドラガン・ストイコビッチ(元ユーゴスラビア代表/1983-2001)
B. マヌエル・ルイ・コスタ(元ポルトガル代表/1990-2008)
C. エンソ・フランチェスコリ(元ウルグアイ代表/1980-97)
D. ファン・ロマン・リケルメ(元アルゼンチン代表/1996-2014)
 
 ストライカー同様の得点力を誇りながら、チャンスメイクでも決定的な仕事を果たすなど、攻撃の要としての役割を担うのが背番号10。エースナンバーに相応しい歴代選手として、最初に登場するのが、日本でもお馴染みの「ピクシー」ことストイコビッチだ。
 
 まさにファンタジスタと呼ぶに相応しく、変幻自在なプレーと神出鬼没の動きで相手DFを手玉に取ってしまう。名古屋で数々の名場面を残し、ユーゴスラビア代表としてもワールドカップで鮮やかなフェイントからのゴールやFKを披露するなど、世界トップクラスの「10番」である。
 
 ルイ・コスタは、90年代に登場したポルトガル黄金世代のひとりで、ベンフィカ、フィオレンティーナ、ミランなどで活躍。中盤で必殺のラストパスを何本も通し、長短のシュートでゴールも量産した。子どもの頃からナンバー10をつけたスーパースターに憧れ、この背番号に強い拘りと誇りを抱いていた。
 
 ウルグアイで「貴公子」と呼ばれたフランチェスコリは、エレガント・優雅という表現がピッタリで、華麗なテクニックと優れた戦術眼で、勝利に直接繋がるプレーを披露し続けた。代表ではコパ・アメリカ3度の優勝に貢献、クラブではリーベルを南米王者に導いた。ジネディーヌ・ジダンの幼少期のアイドルとしても知られている。
 
 真のボールプレーヤーといわれたのは、リケルメだ。「オーソドックスな10番」という表現は、遅い・運動量が少ないといった批判の裏返しであると指摘する者もいるが、実際に彼がボールを持てば、パス、ドリブル、フィニッシュにおいて、全てを可能にした。
 
 信念を曲げない彼は、残念ながら欧州ではその力を十二分に発揮できなかったが、ボカでは全てのタイトルを勝ち取り、アルゼンチン代表でもワールドユース(現U-20W杯)やオリンピックを制して歴史に名を残している。
 
 
☆ゲームメーカー
A. クリスティアン・エリクセン(デンマーク代表/トッテナム所属)
B. 中田 英寿(元日本代表/1995-2006)
C. デコ(元ポルトガル代表/1996-2013)
D. デメトリオ・アルベルティーニ(元イタリア代表/1988-2005)
 
 攻撃の起点となる他、攻守で重要な役割を果たすゲームメーカー。今、キャリアの絶頂期を迎えつつあるデンマーク代表のエリクセンは、高いパス能力と視野の広さ、さらに豊富な運動量などを駆使し、この役割を高いレベルでこなせる選手だ。
 
 シュート力もあり、適正としてはトップ下が最も合っているともいわれるが、チームの司令塔として、試合のなかでは誰よりも多くボールに絡むエリクセンこそ、攻撃の起点に相応しいだろう。
 
 日本サッカーのレジェンド、中田英寿も相手ゴールに近い位置でのプレーを望み、監督と対立することもあったが、長短の正確なパスとゴールからの逆算で試合を組み立てられる能力を持つ彼もまた、中盤で最も存在感を示せるタイプの選手だった。
 
 ブラジル出身でポルトガルに帰化したデコは、代表チームの他、ポルトやバルセロナでチームの「心臓」として走り回りながら、創造性を発揮してゲームメイキングをこなし、欧州制覇に貢献した。周囲を活かす一方で、高い献身性を示したチームプレーヤーとしても、名を残している。
 
 そのデコと1シーズン、バルサで共闘したことがあるアルベルティーニは、黄金時代のミランやイタリア代表で、司令塔として一時代を築いた。高いゲームビジョンを有し、優れたパス能力で前線のタレントを活かした早熟の天才。守備的MFのお手本としても、高い評価を受けた。
 
――◇――◇――
 
 前編では「ゴールハンター」「ナンバー10」「ゲームメーカー」の3つのカテゴリーから強烈な個性を持った“スペシャリスト”を紹介した。次回2月2日の後編では、「ディフェンスリーダー」「キャプテンシー」「フィジカルモンスター」からの選出と、サッカーダイジェストWebが選ぶベストイレブンを発表する。
 
◇ゲーム情報
『ポケットサッカークラブ』
公式HP:http://www.pksc.jp/
公式twitter:@PocketSoccer_PR
 
App Storeからダウンロード
https://itunes.apple.com/jp/app/id572515596
Google Playからダウンロード
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.newstech.awakereset
KindleFireでダウンロード
http://www.amazon.co.jp/dp/B00L94O82W

「ゲームメーカー」の4傑。左からエリクセン、中田、デコ、アルベルティーニ。 (C) Getty Images

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