ハンドでPKを献上した吉田は…
一方、キャプテンの吉田麻也も敗戦の要因に関して「プレスがはまらなかったこと。ボランチの脇で11番(アクラム・アフィフ)を誰が掴むのかハッキリしなかった」と説明し、「立ち上がりから良くなったです。最低でも1失点に抑えて、巻き返す時間を作らなくてはいけなかったです。その後、よく1点を返して勢いに乗りましたが、3点目を取られてしまったのが非常に痛かったです。3失点はすべて自分のところ。勝ちに導けませんでした」と肩を落とした。
3失点目のPKはCKで競り合った際に相手のヘッドが吉田の手に当たり、VARで判定されたもの。やや可哀そうなジャッジにも見えたが「ハンドが起きたこと自体に関して僕自身はどうしようもないというか、もちろん手に当てにいっているわけではなく、当たってしまったので。ただ結果がすべて。結果的にそれがPKになりチームの勢いを止めてしまったというのは事実です」と悔しがった。
3失点目のPKはCKで競り合った際に相手のヘッドが吉田の手に当たり、VARで判定されたもの。やや可哀そうなジャッジにも見えたが「ハンドが起きたこと自体に関して僕自身はどうしようもないというか、もちろん手に当てにいっているわけではなく、当たってしまったので。ただ結果がすべて。結果的にそれがPKになりチームの勢いを止めてしまったというのは事実です」と悔しがった。
また「イラン戦に快勝したことで逆に隙が生まれてしまったのか」という質問には「行けるだろうなという感情は良い時もある」と口にしたうえで、こう答えた。
「イラン戦で凄く良いパフォーマンスを見せて、この流れでいけるであろうという油断や隙みたいなものを僕自身がチームのなかで少し感じていたにも関わらず、それを律することができずに勝ちに導けなかった。自分の不甲斐なさを感じます」
今大会、チームを引っ張って来た長友と吉田がカタール戦で痛感させられた実力不足。今後はこの敗戦を糧にするしかない。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
「イラン戦で凄く良いパフォーマンスを見せて、この流れでいけるであろうという油断や隙みたいなものを僕自身がチームのなかで少し感じていたにも関わらず、それを律することができずに勝ちに導けなかった。自分の不甲斐なさを感じます」
今大会、チームを引っ張って来た長友と吉田がカタール戦で痛感させられた実力不足。今後はこの敗戦を糧にするしかない。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)