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【指揮官コラム】特別編 三浦泰年の『情熱地泰』|サッカーで「幸せになれる」を実感した清水レジェンドマッチ

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年01月31日

何世代にもまたがって清水エスパルスのファンは、どんな時でも応援し続ける

静岡学園OBとして、清水商(現清水桜ケ丘)、清水東、東海大一(現東海大翔洋)との対抗戦にも出場。見事に静岡学園が優勝した。

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静岡学園の集合写真。こちらも多数のOBが駆け付けた。

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 そして、サッカーで「幸せになれる」。このイベントで誰が幸せだったか? 2人は間違いなく幸せだったと言える。1人はそう、メッセージをくれた叔父さん。そしてもう1人は僕だ。
 
 そして、もし来てくれた人たち、サポーター、ファン。関わったOB、スタッフたちがそう感じてくれたとしたら本当に嬉しい。
 
 僕が選手として日本平のピッチを走り、闘っていたのは約25年前、1992年~95年の4年間だ。
 
 その時に僕の親父世代は今、おじいちゃんとなり、孫を連れて日本平へ足を運ぶ。そして何年後かに息子の子ども(孫)の子ども、息子の孫を連れて日本平へエスパルスの応援に来る。
 
 イベントとはいえ、そんな風景を見ながら、僕に手を振ってハイタッチを求める、僕の親父と同世代のお父さん、その子どもたち。さらにその子ども……と、何世代にもまたがって清水エスパルスのファンは、どんな時でも応援し続ける。
 
 25年前、生まれている訳がないサッカー少年が必死にハイタッチを求める――。
 これがJリーグの理念なのであろう。そんな空間に幸せを感じられない訳がない。
 
 この企画を実現しようと、真っ先に声をかけてくれた克己にも感謝だ。今年は彼がGMに就任し、勝負の年になるのであろう。健太は数年前にエスパルスの監督として良いチームを構築した。今年から克己がGMという立場でチームを創り上げていく。監督より難しいポストだ。
 
 クラブとチーム(監督)の間に入り、勝っている時には問題はないだろうが、少し負け出せばGMの手腕が必要になる。サポーター、ファンを安心させ、立て直す時間をなるべく短くする。きっと克己の人間性ならできるであろう。そして周りも彼をバックアップしていくであろう。経験を活かし、現場の気持ちが分かるフロントの1人になるはずだ。
 
 今年の清水エスパルスはちょっと違う。そんなシーズンにしてほしい。
 
 彼らは同年代。僕も良い刺激を受けながら自分らしい時間を費やしていきたい。もちろん今年のエスパルスの応援にも熱が入る……。
 
2019年1月31日
三浦泰年
 
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