守備陣は厳しい対応を迫れるはず

冒頭15分が公開された前日練習でリラックスした表情を見せた日本の選手たち。前日は体調不良で練習を欠席した槙野も復帰し、イラン戦へ向けて調整した。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)
また、イランの強力な攻撃陣に対抗しなくてはいけない守備陣は、相当に厳しい戦いを強いられそうだ。従ってロシア・ワールドカップでもレギュラーを担った酒井宏樹、吉田麻也、長友佑都の3人に、成長著しい20歳の冨安健洋とGK権田修一を組ませる構成は変えないはず。
そのなかで日本の守備陣として、警戒しなくてはいけないのは長友が「大迫と彼は、アジアではちょっと抜けているFW。スピードもあって、もちろん全盛期のカカ(元ブラジル代表のMF)ほどではないですけど、カカみたいなプレーヤーです。足も速くて、ゴールも狙える。そしてパスも出せる。素晴らしく危険な選手」と、評したイランのエースFWサルダル・アズムンだ。
CFを務めるこのアタッカーはスピードと高度なテクニックを併せ持ち、吉田も「良い選手だと前回、対戦した時から分かっていますし、この大会ではすでに4点を取っています。(準々決勝の)中国戦では相手の隙を見逃さなかったり、フィフティフィフティのボールに対して自信を持っているなという感じがしたので、その処理を確実にこなさなくてはいけないです」と対抗策を口にした。
そのなかで日本の守備陣として、警戒しなくてはいけないのは長友が「大迫と彼は、アジアではちょっと抜けているFW。スピードもあって、もちろん全盛期のカカ(元ブラジル代表のMF)ほどではないですけど、カカみたいなプレーヤーです。足も速くて、ゴールも狙える。そしてパスも出せる。素晴らしく危険な選手」と、評したイランのエースFWサルダル・アズムンだ。
CFを務めるこのアタッカーはスピードと高度なテクニックを併せ持ち、吉田も「良い選手だと前回、対戦した時から分かっていますし、この大会ではすでに4点を取っています。(準々決勝の)中国戦では相手の隙を見逃さなかったり、フィフティフィフティのボールに対して自信を持っているなという感じがしたので、その処理を確実にこなさなくてはいけないです」と対抗策を口にした。
加えて右サイドには、2017-18シーズンにオランダのエールディビジで得点王に輝いたアリレザ・ジャハンバフシュもおり、長友は「すごく良いプレーヤー。どんどん裏に走って来るし、ボール持っても怖い選手。僕がマッチアップしますけど、彼の特長であるスピードを出させないように上手く自分の間合いで戦わないとダメだろうなと思いますね。得点力もあるんで、左サイドにボールがある時もどんどん中に入ってくる。クロスの対応、ケア、ポジショニングは隙を作ったらやられます」と注意喚起した。
前日会見で「未完成ですが成長しながら結果を出していくチーム」と指揮官が説明したように、発展途上にある今の日本代表は、さらなるレベルアップを図るために大きな勝利を手にできるか。今大会最大の難関と言える一戦を乗り越えれば、アブダビでの決勝が待っている。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
前日会見で「未完成ですが成長しながら結果を出していくチーム」と指揮官が説明したように、発展途上にある今の日本代表は、さらなるレベルアップを図るために大きな勝利を手にできるか。今大会最大の難関と言える一戦を乗り越えれば、アブダビでの決勝が待っている。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)