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サウジ戦での予想以上の疲弊…先を見据えてベトナム戦ではターンオーバーを活用すべきだ|アジア杯

カテゴリ:日本代表

本田健介(サッカーダイジェスト)

2019年01月23日

ボランチでは柴崎、遠藤のどちらかを休ませたい

サウジアラビ戦翌日の練習で元気な姿を見せた大迫。ベトナム戦での出場はあるか。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 また追い打ちをかけるように、大会前に守田英正が負傷して頭数が減っていたボランチ陣で、右膝を痛めた青山敏弘の途中離脱が決定。現状でボランチを本職とするのはサウジアラビア戦で先発した柴崎と遠藤航しかおらず、彼らを休ませるためにも、冨安健洋、塩谷司あたりの起用を考えたい。

 長友は「どんな日程、環境でも強いチームは勝ちます。疲れていて負けたというのはそこまでのチームだったということなので、言い訳はまったくするつもりはありません」と語るが、現実的に考えて、決まったメンバーで残りの3試合を戦うのは得策ではない。森保一監督が常に語っているように、求められるのはチームとしての総合力だ。

 その点、槙野智章が「僕だけでなく若い選手もいっぱいいますし、いつ呼ばれても良いような状況を作らないといけません。新しい選手がヒーローになることがチームの強みになります。いつまでたってもサコ(大迫勇也)ら経験のある選手に頼るのではなく、若い選手がチームを救うプレーをしなくてはいけません」と口にしたように、これまで出場機会が限られている選手たちのモチベーションは高い。彼らの溜まったパワーを活用しない手はないだろう。
 
 さらにすでにイエローカードをもらっている堂安律、南野拓実、酒井宏樹、権田修一は、ベトナム戦で警告を受ければ準決勝は出場停止になる。その点を踏まえても最終ラインでは室屋成、槙野智章、佐々木翔、中盤では塩谷司、伊東純也、乾貴士、前線では北川航也らを起用したいところ。森保監督には柔軟な采配を示してもらいたい。

 ちなみに右臀部の負傷でここ3戦を欠場した大迫は1月22日のトレーニングではチームメイトと同じメニューをフルで消化。ベトナム戦で試運転をできればベストだろう。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
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