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【選手権】初出場で全国8強! 瀬戸内の躍進を支えるのはリバプールへの憧れから始まった“挑戦”だった

カテゴリ:高校・ユース・その他

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年01月03日

「リバプールの真似事」で始めたサッカー

インサイドハーフでプレーする10番の佐々木は、パスワークの起点となるチームに欠かせない名手だ。 写真:徳原隆元

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 無論、わずか4か月あまりで、戦術変更、さらに浸透を図るのは容易ではない。だが、指揮官には理想とするチームがあった。今シーズンのプレミアリーグで首位をひた走るリバプールだ。

「リバプールのサッカーの真似事で始めたんです。プレスのかけ方、ボールの回し方はうちの選手に合っていると思ったので、ビデオなどを観させて、参考にさせてもらっています。そのチームがプレミアで独走をしているのは非常にありがたいですね(笑)。子どもたちもやりやすいんじゃないかなと思っています」

 世界屈指の名門を理想にしつつ、研究を重ねた成果は、県予選の決勝で広島皆実を撃破したあたりから深まり、同校史上初めてとなる檜舞台で発揮されていることは言うまでない。「よく成長してくれていると思います。子どもたちも自分たちで話し合って、上手くいっている」と自軍を称える安藤監督は、さらに手応えを口にする。

「ポジショニングにとにかく勢力に尽くしています。あんまり身体能力の高いチームではないので、3メートルから5メートルの立ち位置にこだわってきました。それが全国の舞台でもやれているんだと思います」

「新しいことにチャレンジするようなチームではないので、自分たちのスタイルでチャレンジするだけ」と次戦への意気込みを語る指揮官に気負いはない。広島県勢として9年ぶりのベスト8入りで、“旋風”を巻き起こしつつある瀬戸内。確実に自信を深めているポゼッション・サッカーからは目が離せない。

取材・文●羽澄凜太郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
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