「サインプレーだったのか」と尋ねると…。
[高校選手権・2回戦]青森山田6-0草津東/1月2日/三ツ沢
今大会の得点王候補のひとりと目されているのが、青森山田の10番を背負う檀崎竜孔(3年)だ。
草津東との初戦は無得点に終わったものの、CKから2点を演出するなど、多彩なキックが光った。
とりわけ、チームの4点目に繋がった後半27分のCKは、敵の意表を突くものだった。192センチのCB三國ケネディエブス(3年)を目掛けて、浮き球を蹴ると見せかけ、グラウンダーのボールを送り込んだのだ。
これを三國が右足で合わせて強烈なシュート。ゴール前でMF武眞大(3年)がコースを変えて、ネットを揺らした。
試合後に「あのコーナーキックはサインプレーだったのか」と檀崎に尋ねると、「あれ、キックミスだったんです」とまさかの告白。いつも通りボールを蹴り上げようとしたが、上手く捉えられなかったという。
その想定外のボールを、DFながらきっちりミートした三國を褒めるべきかもしれない。
取材・文●江國森(ワールドサッカーダイジェスト編集部)
今大会の得点王候補のひとりと目されているのが、青森山田の10番を背負う檀崎竜孔(3年)だ。
草津東との初戦は無得点に終わったものの、CKから2点を演出するなど、多彩なキックが光った。
とりわけ、チームの4点目に繋がった後半27分のCKは、敵の意表を突くものだった。192センチのCB三國ケネディエブス(3年)を目掛けて、浮き球を蹴ると見せかけ、グラウンダーのボールを送り込んだのだ。
これを三國が右足で合わせて強烈なシュート。ゴール前でMF武眞大(3年)がコースを変えて、ネットを揺らした。
試合後に「あのコーナーキックはサインプレーだったのか」と檀崎に尋ねると、「あれ、キックミスだったんです」とまさかの告白。いつも通りボールを蹴り上げようとしたが、上手く捉えられなかったという。
その想定外のボールを、DFながらきっちりミートした三國を褒めるべきかもしれない。
取材・文●江國森(ワールドサッカーダイジェスト編集部)