<2018ベストヒット!>「タトゥーのデパートだ!」 米ファッション誌がネイマールらW杯スターの“酷い”入れ墨を特集――海外サッカー編vol.2
カテゴリ:ワールド
2018年12月30日
腕にびっしりとイエス・キリストを彫ったのは…
また、W杯開幕前にタトゥーで物議を醸したイングランド代表のラヒーム・スターリングも同誌に登場している。
23歳の韋駄天は「僕が2歳の時、父は銃で撃たれて死んだ。だから、自分自身に誓ったんだ。『僕は生涯、銃に触らない』とね」との理由で、左足に自動小銃のタトゥーを入れたのだが、それが「病的だ」と非難を浴びた。
しかし『GQ』は、スターリングの行為を好意的に捉えている。
「彼は論争の的となるタトゥーを彫った。マシンガンである。あなたはこの複雑なアートと個性を見て、『暴力を促進する』と言うだろう。ただ、彼にはきちんとした意図がある。2歳の時に銃殺された父親の死に向き合おうとしているのだ」
同特集のなかで、「最も愛国心に満ちている」と綴られたのは、アイスランド代表MFアロン・グンナールソンの背中にでかでかと彫られた母国旗のタトゥーだ。
これは、グンナールソンが自身のインスタグラムが公開したもので、『GQ』は「これが、おそらく最も愛国心を表現したものだ。母国のファンからも、多くの賛辞と愛を得た」と高評した。
23歳の韋駄天は「僕が2歳の時、父は銃で撃たれて死んだ。だから、自分自身に誓ったんだ。『僕は生涯、銃に触らない』とね」との理由で、左足に自動小銃のタトゥーを入れたのだが、それが「病的だ」と非難を浴びた。
しかし『GQ』は、スターリングの行為を好意的に捉えている。
「彼は論争の的となるタトゥーを彫った。マシンガンである。あなたはこの複雑なアートと個性を見て、『暴力を促進する』と言うだろう。ただ、彼にはきちんとした意図がある。2歳の時に銃殺された父親の死に向き合おうとしているのだ」
同特集のなかで、「最も愛国心に満ちている」と綴られたのは、アイスランド代表MFアロン・グンナールソンの背中にでかでかと彫られた母国旗のタトゥーだ。
これは、グンナールソンが自身のインスタグラムが公開したもので、『GQ』は「これが、おそらく最も愛国心を表現したものだ。母国のファンからも、多くの賛辞と愛を得た」と高評した。
一方で、「タトゥーのデパート」とデザインにケチをつけられてしまったのは、ペルー代表の大黒柱パオロ・ゲレーロの腕にびっしりと入ったイエス・キリストのタトゥーである。同誌は厳しい批評を展開するとともに、ある疑問を投げかけてもいる。
「あなたは、いくつのイエス様を見つけられるだろうか? 4つ? このペルー代表戦士は、面白く、深いものを右腕にびっしりと入れている。この幾何学的なデザインと形状は、もはや『タトゥーのデパート』と言っていい。そしてもう片方の腕には、十字架やイエスと天使の物語が描かれている。
彼のようなサッカー選手は、ピッチとタトゥー専門店で多くの時間を過ごしている。そんな選手たちに、世界のために何かをする力が残っているのか、疑問である」
全般的に批判的な論評の記事が目立ったこの特集だが、選手のタトゥーについて、ここまで詳細に触れられるのも、世界のスターが一堂に会し、多くの注目と話題を集めるワールドカップならではと言えるだろう。