• トップ
  • ニュース一覧
  • 【クラブW杯展望】鹿島×R・マドリー|2年前の失意を払拭できるか? 雰囲気も士気も最高潮で大一番へ!!

【クラブW杯展望】鹿島×R・マドリー|2年前の失意を払拭できるか? 雰囲気も士気も最高潮で大一番へ!!

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年12月19日

鹿島が願うのは、勝利の二文字のみ

グアダラハラ戦で殊勲の同点弾を放った永木(6番)と勝負を決める3点目を決めた安部(30番)。(C) Getty Images

画像を見る

 残酷だが、戦力差の大きさは2年前も今もほぼ同じ。ただ、鹿島には好ましい変化が生まれた。それは決戦へ向けた練習で流れる空気だ。土居は「前回の『決勝だよ、レアルとやれる!』みたいなふわふわした、少しサポーター感覚みたいなものがない。正直、あの時は『勝てればいいな』だったが、今は絶対に勝つという気持ち」と言う。初戦のあったアル・アインからアブダビへ移動した16日以降、雰囲気も士気も最高潮に達している。
 
 レアルには不安材料もある。今季序盤は低空飛行が続き、ジュレン・ロペテギ監督を解任。サンティアゴ・ソラーリ監督就任後は上向いたが、得点力不足など復調しきった感はない。16日に現地入りしたばかりで状態面も気掛かり。故障者なども多く、スペインメディアの記者はマルコ・アセンシオやカゼミーロの出場は難しいとみる。一方で15日のラージョ・バジェカーノ戦で負傷した疑いのあるカリム・ベンゼマに不安はなく、ガレス・ベイルも間に合う可能性があるという。いずれにしろ、布陣は精強。ルカ・モドリッチが攻撃のタクトを振り、後ろでセルヒオ・ラモス、GKティボー・クルトワが居並ぶ構図は豪華だ。
 鹿島が願うのは、勝利の二文字のみ。シャルケ時代の2014-15シーズンにチャンピオンズ・リーグ決勝トーナメント1回戦で土をつけられた経験を持つ内田篤人は、「鹿島に来て、またレアルとやれるのは感慨深い」と言いつつ、「アジアを制して自分たちの力で出る大会。負けていい試合なんかない。レアルのモチベーションも難しいと思う」と勝負に徹する。土居は「ジーコさんも言うように、2位も3位も変わらない。それじゃ鹿島も、日本サッカーも成長しない。日本勢の歴史を塗り替えるという覚悟を持ってやらないといけない」と頼もしい。すべての雪辱は、世界の頂点を射止めてこそ。まず目の前の借りを返すことが、その一歩となる。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
「安部・デルピエロ」「今大会のベストゴール」クラブW杯、海外メディアが安部裕葵のゴラッソを絶賛!
悪癖から始まったグアダラハラ戦。昌子源が胸を張る「修正力」が鹿島を逆転劇に導く!
「さあ、世界に衝撃を与えた試合を再び」鹿島のクラブW杯準決勝進出を海外メディアが絶賛
「マドリーへ復讐に来る」「日本サッカーは変わった」スペイン有力紙が逆転劇を演じた鹿島を要警戒!!
劣勢の鹿島を救った男。逆転劇の立役者、クォン・スンテが自身3度目のクラブW杯に思うこと

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ