悪癖から始まったグアダラハラ戦。昌子源が胸を張る「修正力」が鹿島を逆転劇に導く!

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年12月16日

相手はJリーグにもスタッフを派遣し入念な偵察を続けてきた

最終ラインをコントロールした昌子。随所に身体を張った守備が際立った。(C) Getty Images

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 いざ、リベンジの舞台へ――。

 アジア王者の鹿島アントラーズが、クラブワールドカップ初戦で北中米カリブ海王者のグアダラハラ(メキシコ)を接戦の末に3-2で下し、欧州王者のレアル・マドリー(スペイン)への挑戦権を得た。

 試合は鹿島の“悪癖”から始まった。初戦を前に、大岩監督は「落ちついた入りをしたい」と立ち上がりを警戒。チームが長きにわたり課題としている序盤の低調な出だしに注意を払っていたが……。

 開始3分、左サイドで山本と昌子のふたりが突破され、簡単に失点。「鹿島の全選手を分析し、100パーセントの準備ができた」(カルドソ監督)。Jリーグにもスタッフを派遣し、入念な偵察を続けてきた相手に、出鼻を見事に挫かれた。その後も押し込まれる展開となったが、時間の経過とともに落ち着きを取り戻すと、今度は一転。後半に強い“いつもの”鹿島に姿を変えた。

「前半の早い時間に失点。消極的になって相手に合わせてしまうポジショニングやプレーが目立った。ポジションやアプローチについて指示を出した」と大岩監督。左サイドで守備の連係を欠いていたレアンドロに代え、安部を投入すると、これが奏功した。
 
 49分、速攻から中央のセルジーニョ、左サイドの土居とつながり、最後はゴール前に詰めた永木が決めて同点に追いつくと、左サイドの安部が攻守で献身的に動き、チームを活性化。粘り強い戦いを見せながら、69分には土居が得たPKをセルジーニョが決めて、逆転に成功した。

 クライマックスは84分。途中出場の安西と安部が2人で左サイドを崩して、最後はペナルティエリア内でパスを受けた安部が狙い澄ました右足シュート。「ボールを受けてトラップした時に、打てると思った」と会心のシュートを右隅に突き刺し、勝利を決定づけた。

 終盤にオウンゴールで2失点目を喫したが、メキシコの強豪相手に良くも悪くも鹿島色を打ち出し、3-2で勝利した。守備では早い時間の失点という相変わらずの課題は残った。一方で、試合の中で欠点を見つけうまくケア。「自分たちの修正力が出た」と昌子は胸を張った。攻撃面ではクラブワールドカップ未経験の安部や安西、さらには今季サブに回ることの多い永木、土居といった選手が、鈴木、三竿健の負傷離脱による穴を埋める活躍を見せ、当初の戦力ダウンの懸念を一掃した。

 準決勝の相手は、2年前の決勝で2-4で負けた欧州代表のレアル・マドリー(スペイン)。「リベンジの機会。日本からの応援を力に代えて、向かっていきたい」と指揮官は打倒レアルに燃えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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